fc2ブログ

じむしょのまえに。

 今日は夜になってから雨が降り出しています。

事務所のシャッターの前には一人の男性が寝てます。

男性が寝ているのに気付いたのは、今年の春先ごろでした。事務所の上で生活しているケースに、寝る前のお薬を持って行こうと、中からシャッターを開けたら、いてて。むこうもびっくり、こっちもびっくり。薬を配って上から降りてきたら、シャッターの前にはおらず移動してました。

それから、梅雨があけるまで、毎日ではないですが、雨が降ったら寝に来てました。だいたい21時くらいになったら、他の場所から移動してきて。

顔をまじまじと見たわけではないのですが、比較的若い印象を受けました。若いので、生活保護以外でも、住むところがあったら、できる仕事があるのではないかと思い、困窮者の支援をしている知り合いのところの部屋があいているか確認、声をかけようと思ったら、その日はいなくて。次の日もいなくて。1週間いなくて、仕事に行けたのかな…って思ったりして。

その男性が、今日、事務所の前で寝てます。

声をかけたら、静かに寝ている場所を奪ってしまうことにはなります。ただ、自分ひとりでは難しいけど、野宿から脱け出せる可能性があるのに…って。

今日はもう寝ていたので、明日事務所の前にいたら、声をかけてみようと思います。

かわらないふうけい。

 2020年8月9日19時19分の西成です。
IMG_3081.jpg
前日の8月8日(土)、在宅酸素をしているじいちゃん、訪看サービス時に呼吸状態が悪くなり、痰を吸引してもなかなか回復せず、救急搬送、入院に。いつもそのじいちゃんのところに訪問した際、マンションの非常階段から写真を撮ってました。はやく元気になって帰ってきてほしいと、かわらない風景を見ながら思います。
*8月9日病院から、書類に足りないところがあるのでと電話をもらい様子を聞きました。痰の吸引4人がかりでしないといけないくらい元気ですと。  

ゆめみがおか。

 今日の西成労働福祉センターです。ずっと  雨降り  の日が続いてて。今日も夕方雨降ってたんですけど、夜はお月さん  も見えています。

    IMG_3025.jpg

検査数が増えているので当たり前にコロナに感染している人の数が増え、通天閣も黄色で、自粛しなきゃって思ってます。ただ、閉塞感に押し流されていきそうです。

西成という街で、かかわっている人たちに、一緒にかかわってくれている人たちに、自分に、少しでも楽になるように、夢を見続けているんですが。

ころなか。

 今日は、いつもの社会医療センターとは、違う角度から写真とってみました。
今日の通天閣は  黄色  です。写真じゃ、奥の方ですごく小っちゃいけど。
   IMG_2949.jpg
ベランダからだと、  ま  っ  き  っ  き  なんです。
こんなおもいで通天閣を見る日が来るなんて…    とため息一つです。
今できることやっていく以外、何もできないですからね。動きすぎないように最小限で。

とうみん。

 事務所の近い地域でコロナ患者がでました。東京ほどではないですが、大阪も、また、コロナ患者の数が増えてきています。こうなること、予想してましたが、第一波同様、今できることをやるしかない。すごく限られていますが。マスク  、手洗い  、消毒  はもちろん、必要ない人ごみに行かないとか。マスク外して、ごはん食べるときはひとりでとか。自分がかかっても拡散しないように、再度自粛生活に入らないといけないです。

少し離れた、お見舞いの許可くれていた精神科の病院にも、落ち着くまでは行きません。今、3人入院してますけど、いつもお世話になっている精神科の先生、病棟の看護師さんたち、ワーカーさんのおかげで、だいぶ回復してるし。何かあったら、すぐ連絡くれるし。  が   寂しい  くらいです。それは、きっと  のわがままですから。

うちのケースには、たくさんの人たちがかかわってくれています。かかわってくれている人たちを、コロナ禍であってもなくても、今までどおり信じて、  しばらく、釜ヶ崎の街に滞在して、他の地域に出て行かない「冬眠」状態に入ります。

 のこと知っている方なら、「落ち着きのない」「動いてないと死んでしまう」  がおとなしくしていることが、どれほど「拷問」かは、おわかりかと。それでも、できるだけ動かないのが、一番の感染予防策ですから。

かかわってくれている人たちに負担かけちゃいますけど、コロナ禍が過ぎたら、「ありがとう  」と言えば、わかってくれます。
プロフィール

困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR