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もうすぐ、しんぽ。

 シンポジウムまで、あと4日。非常にやばいです。
何がって、話す内容を と、
いろんな顔をして悩んでたら、もうこんな直前。
気持ち、 な感じですかね。。。

で、朝のいそがしい時間に、ブログを更新してるんかいと。
思わず、自分でひとり突っ込みをしてしまいます。若干気味。

他のパネリストの方たちの、今までの話とか、資料とか読みました。
読んだんですけど、頭の中は、 ではなくて なかんじなんですね。
日頃知っている人たちにお願いをしたのに、さえない頭なので整理できず…。

もちろん、 ひぽを立ち上げて1年、
シンポジウム開こうと思った目的はあるので、大丈夫 と根拠のない自信。。。

原稿を書くときとかシンポジウムの内容を考えるとき、
なかなかひらめかないことを、
『かちかち山の狸のように背中に火がつかないとダメなんですよね~』と
ある病院のワーカーさんにメールを送ったら、
『神様が降りてくる』という表現をされると返事が。

私の気持ち的には、そんな前向きな思考ができないくらい、
壊れてきて、絞り出す感じで、あかんな~と毎回思いますが、変わらないんだな~と。

さて、さて、そんなことよりも、再度、シンポジウムのご案内を。

************************************************
20140223シンポジウム

テーマは 「地域で暮らす」 

地域で暮らすという、当たり前のことが、
仕事をやめる、歳をとる、病気になる、障害がある、独りになる、
…など、ちょっとしたきっかけで、簡単に、難しくなってしまいます。

雇用保険、医療保険、介護保険、など、さまざまな社会保障があるのに、
どうしてそういうことになっているのでしょうか。

問題の解決の糸口を探るために、すでに困窮者支援を行っている団体から、
生きづらさを抱えていても、地域で暮らすために、
どのような相談・支援を行ってきたか報告を受けます。

そして、今回、始まったばっかりの「生活困窮者自立相談支援事業」について、
みんなで議論し、「困窮者支援」の未来を検討していきたいと思います。


第一部 「いま居る場所を支援付に」~地域包括ケアのなかの互助~ふるさとの会の実践

水田 恵 氏 NPO法人すまい・まちづくり支援機構代表理事/更生保護法人同歩会理事長



第二部 「困窮者支援の現在・過去・未来」

◎岩間伸之 氏 大阪市立大学大学院生活科学研究科教授/特定非営利活動法人 西成後見の会代表理事
◎川東仙司 氏 社会福祉法人大阪市西成区社会福祉協議会 はぎさぽーと 生活困窮者主任相談支援員
◎山田尚実 氏 NPO法人サポーティブハウス連絡協議会代表理事/メゾンドヴュー コスモ代表
◎尾松郷子    一般社団法人困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)業務責任者


参加を希望される方は、FAX:06-6536-8992 もしくは 
E-mail:hippo@hippo.or.jp までご連絡お願いします。

「れんけい」。

 最近、いろんなところで、やたら 「連携」 という言葉をきく。
会議の中でも、法律の文章のなかでも、うんざりするぐらい目にする。

で、思うわけですよ、 「連携」 って何? イメージ、 な感じですか?

「連携」 って、組織と組織の関係?
「連携」 って、個人と個人の関係?

みなさんはどう思いますか?

 のイメージからすると、個人と個人なんだよな~。

でも、今日、組織と組織の関係をさして、 「連携」 を言っている人がいた。

私自身、原稿中でも、ホームページでも
(連携) ということば使ってますけど、
(連携) って、ある意味 「一蓮托生」(いちれんたくしょうー) なんですよね。

たいそうな、言い方しますけど。

一緒に支援 (連携) している人がいなくなったら、
支援を受けているケースが大変になるのはもちろん
支援を続けるのが困難になってしまう場合が多いんですよ。

実際、そういうことあるし。

でも、 (連携) している人がいなくなったら、
崩れる支援は、支援じゃないというかもしれない。
新しく支援 (連携) する人と、相談しながら組みなおすしかない。

そういう経験も何度もある。

新しい支援者とのなかで、新しい (連携) がはじまるわけです。

「連携」 = という言葉を考える一日でした。



さぽーてぃぶはうす。

 昨日、かかわっているケースの親族と司法書士の方が
彼の住んでいるサポーティブハウスまで来られた。

長年、音信不通だったので、
悪い人の食いものにされてるんじゃないかと思ってきたら、
こんなところでお世話になっていたなんて…と言われて。

「サポーティブハウス」という言葉をきいて、
『わかります』というあなた、かなりの「にしなり(釜ヶ崎)通」ですね  。

釜ヶ崎のこと知らない人には全く知らない言葉だと思うので、
どんなところか紹介を。

NPOサポーティブハウス連絡協議会のホームペジ
サポーティブハウス連絡協議会のホームページもみてもらったらですが、
パンフレットもあげてみたけど、う~ん、字が小さすぎるか。

サポーティブハウスパンフレット表


サポーティブハウスパンフレット裏

もともとは、あいりん地区にある簡易宿泊所(ドヤ)なので
部屋の広さは3畳一間ですが、なかなか。
トイレ、風呂、流しも共同って思ったら、
もっといい部屋あるのにって思うかもしれないけど。

でも、その考えが、ちがうんだな

部屋の雰囲気はこんな感じ。

コスモの居室の写真

ヘルパーさんが入っていて、介護用ベットと入口にポータブルのトイレ、
テレビもあるし、テーブルも。うつってないけど小さい冷蔵庫も。

それ以外にも、
入口にスタッフの人がいて「おかえり」って言ってくれるし、
薬やお金も預かってくれて、相談にものってくれるし、愚痴もきいてくれるし、
心配もしてくれるし、怒ってもくれる。
一人ぐらしなんですが、なんか家族がいるみたいな感じ。

毎月ちょっとずつ積み立てて、春と秋には、
希望者を募ってバスで日帰り旅行に行っておいしいごはんを食べて。
旅行なんて、歳をとったら、なかなか一人で行けないし。
毎回、車椅子いっぱい、ヘルパーさんもいっぱいです。
他にも、毎週決まった曜日に喫茶をして、パンとコーヒーで150円。

ヘルパーもいろんな介護事業所が入ってるよね。弁当もとるかどうかは自由だし。
なので、入居者にあった事業所をチョイスできると。

費用はいくらかかるかって?
家賃42000円、共益費3000円、水道代1620円、あとは、使った電気代だけ。

ひぽのケース、サポーティブにいる人たち、結構いますよ。
ひとり暮らしは難しいかなと思っても、サポーティブハウスがあるから、
認知症があるけど、なんとかやってるって人もいます。
なんかあったら、スタッフからすぐ連絡、
一緒に、ケースのために動いてくれるので助かります。

サポーティブハウスの「まわしもの」みたいになってますけど、
部屋は広くないけど、他の住居では、なかなか手に入れられないものがあるんです。

ふたり。

 昨日は、日曜日だったので、アルコールの専門病院はお休み。
抗酒剤(この薬を飲んでアルコールを飲むとひどい二日酔いになります)を
飲むために事務所に顔を出す人が結構います。

そんな中で、最近、 ひぽの仲間入りをしたメンバーが「ふたり」。

ふたりは、別のところからの依頼でかかわることになりました。

依頼内容としては、アルコール依存症の治療をしているけれども
最近、スリップ(再飲酒 )して、再度治療になかなかもどることができない。

本人は治療する気はあると思うのだが、お金をもったらずっと飲み続けてしまう。
生活保護費を受け取ったら飲み続けてしまうんじゃないか…。
また、病院が休みの日は、抗酒剤を飲むところがいるんじゃないか…。

再度アルコールの治療をするためのお手伝いをしてほしいと。

ということで、本人同意のもと、お金と抗酒剤を預かることになりました。

たまたま、ふたりともスリップした時期が同じ1月。
たまたま、アルコール依存症専門病院の主治医とソーシャルワーカーも同じ。

ただ、違うのは治療歴。
①さんは治療して数年。
②さんは治療して10年近く。

で、昨日は②さんが事務所に来たとき、①さんの話になりました。
「①さん来ました?」
「病院で①さんから話かけられて、①さんも ひぽに来てること知りました。」
「この前は、事務所の近所まで①さんと一緒に帰ってきたんですよ。」
   「ふ~ん。」
「①さんが言うんですよね、『大のおとなが、お金を預かってもらうなんて…』て。」
   「そっか。」
「で、僕言ったんです。『休みに行くところがあっていいよ』って。」
「暇があったらよくないこと、お酒飲みたいって考えちゃいますから。」


お酒を「ひとり」でやめるのって、すごく難しい。
通院するだけでは、なかなか。
お酒をやめている仲間がいるんです。
あと、お酒をやめ続けるのを応援してくれる人たちも。


さて、この「ふたり」どうなっていくんでしょう。。。

きゅーと。

 この前もブログで書いたんですが、とうとう完成しました。
何が?って。のぞみ作業所にお願いしていた、くまモン風和椅子。

くまモン風和椅子

↑ じゃ====ん。↑

くまモン3世代いるのわかります?

のぞみ作業所でつくってもらったくまモンの和椅子
いつも抱っこしたり、殴ったりしているくまモンのぬいぐるみ
手前にある夜中誰もいなくなった事務所でも、パソコンの光だけで、
手をパタパタ動かしてくれる(深夜の仕事の友)くまモン。

この和椅子、う~ん、怪しく て、かわいい
でも、とってがついてる。どこかに連れて行かないといけないなと。
和椅子といいながら、くまモンの顔にけつ(=おしり)置けないな…。

のぞみ作業所に行っているメンバー、
日曜日こちらに顔をだしてくれる人いるんですけど、
みんな、「うぉ~。できてる。ずっと作ってたからな。」と。

今、うちからのぞみ作業所にお願いしているケース
結構、みんな平和なので、こんな会話も楽しめると思う今日この頃でした。

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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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