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お・や・す・み・だ!!!

 今度の金曜日(3月21日)は祝日!!
うちの事務所は365日営業中なのだが、私は、お・や・す・み
久しぶりの休みで、ちょっとうれしいので、恥らってみました。あほかって。。。

毎週金曜日は、支援しているケースについて精神科受診をしているので
こういう機会でもないと、休むなんてとんでもない。

いつもお世話になっている精神科の先生、
金曜日に精神科受診の人をまとめてくれているので、気合をいれて乗り切ってます。
ただこの1,2年、金曜日が終わるとぐったり で、
一晩寝た土曜日も「余裕で」疲れ残ってます。こんな感じで自分の疲労と年齢を実感。

ボヤきはさておき、
で、この精神科受診に同行することを「立ち番」なんて呼んでます。
受診同行することで、先生に情報を伝えて、その場で薬を調整してもらって、
今後の支援に対する方向性の検討も一緒にしてます。ただくっついてるわけじゃない。

ここ数年毎週、休みでもない限り「立っている」ので、
うちが支援していない人とも、病院の待ち合わせで顔見知りになります。

「おはようございます」とあいさつをされたり、したり、
名前を覚えるので「もう、呼ばれた?」とかいろいろ。

「なんで毎週いるの?」と言われることも。もちろん、お仕事です。

コーヒーをもらったり、飴玉をもらったりすることもあるので、お地蔵さん?って。
で、困ったこと、生活保護のことでわからないことなど、
いろんなことで声をかけられます。ご利益があるんでしょうかね。

時々、病院の職員の人、役所の人と間違えられたりして。申し訳ありませんな~。

毎週金曜日は、朝9時半から12時くらいまでとか、夕方4時からは
居場所がばれているので、用事がある人は、受診と関係なしに病院にやってきます。
そこでしかつかまらないのバレてるので、病院の方々すいません。

不思議な感じの空間がひろがってます。
変な人と言われるかもしれませんが、あの独特の空間は結構すきです。

夕方は、もともとうちがかかわっていて、近所の施設に入所した人たちも
金曜日に来ていることもあり、そこで顔を拝むこともあります。

精神科のことって、この仕事をするまで、何も知りませんでした。
それが、ケースと一緒に精神科についていくと、いろんなことおしえてもらえます。


あれ???、金曜日は休みだから何をしようと考えていたら…。
休みの日の予定を立てないと、前の晩徹夜をしてしまいそうです。うぉ~、イヤ
幼児じゃないのに、興奮して。訪問看護関係の雑誌でも読もうかな。買い込んだし。
あと、ムチャクチャひさしぶりだが、実家にも帰ろう。母ちゃん一人なので。
いや、今日も遅いから、寝ないと、今日から眠れなくなってしまう

しょうがいをもって(じゅよう)③

 自分の障がいや「できないこと」を受け入れることは難しい。
誰でも、自分の「できないこと」を認めるのは、しんどい。

障がいを持っている人たちと接するなかで
マイナス部分の「できないこと」に目を向けるのではなくて、
プラス部分の「できること」に目を向けるというのは重々承知。

ただ50歳をこえて、「できること」って誰かの助けがないと、一人ではなかなか難しい。
今まで「おまえは、できない」と怒られ続けてきた人生だったろうし、
野宿しなければならないくらい大変な経験をしてきたことも、よくよくわかっている。

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過去に年金担保でお金を借り、パチンコで散在、現在あんしんさぽーと利用中。

知的障がい中度以外にも、てんかんをもっており、
調子が悪くなると、服薬ができなくなり、入浴もできず、皮膚疾患がでてくる。
そして、てんかん発作をおこし、さらに悪くなるという悪循環にはまってしまう。

1年近く前、体調を崩しこの悪循環に、結局、部屋で動けなくなるまで待って、
救急車で入院しなければならないという、つらい経験をした。
入院中に、つらい経験を二度としなくていいようにヘルパー利用をすすめる。
ただ退院したら、そのつらい経験はなかったことになり、「自分でできる!」に。

薬も飲める! 部屋も片づけられる! お金もできる! 仕事もできるよ!

ヘルパーよりも(僕のほうが)片づけられるのに、あんなやついらないよ!

支援している社会資源と相談して、一度仕事に行ってみては?ということで、
本人に、①しっかり薬を飲む、②約束した期間仕事にいく という約束で
支援しているみんなの前で話をして、知り合いの建築会社に働きに行った。

働きに行った週の週末、会社の専務が来て、「お金預かってるのだして」と。
計画的にお金が使えないから、社会福祉協議会に預かってもらっていると説明。
また、それから二日して、アパートの管理人さんから電話。
救急搬送されて病院に来てるが「入院しない」とわぁわぁ、迎えに行ってくると。
結局、仕事を約束した日にち働くことができず、帰ってきたのだ。
帰ってきて、数日は管理人さんやヘルパーさん、支援しているみんなに
「一人ではだめだ…」と話をしていたのだが、1週間位で「自分はできる!」に。

で、イライラしてパチンコで散在、自分の持っているものまで売り始める。

さらに、てんかんを隠して建設現場に行くのはダメという話をすると、
生まれつきなんだから仕方ない、仕事がなくなるから仕方がないと。
「逆の立場やったら、(自分)仕事雇う?」ときくと、黙り込む。
で、みんなで、てんかんがあっても、それをわかって働かせてもらうために
しっかり服薬して生活リズムをという話と、障がい者就労の話をするも、
作業所的なところは「給料が安く、僕はもってできるからいかない!」と。

お金を預かっている事務所に来て「金をだせ!」と30分、1時間。
また、管理人さんの仕事ができないくらい管理人事務所に。

結局、あんしんさぽーとで預かっている分から家賃など必要経費を引いた差額を
①服薬はかならず眼前でする、②お金を計画的につかう、
③使えなかったら必ず支援者に助けてもらって生活をする、という約束で全額渡した。

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正真正銘、お金がなくなれば、一人で生活するのは難しいと気づくのだろうか…。
振り出しにもどって、野宿からはじめることになるのだろうか…。
悩んでも、悩んでも、「もちろん」答えがでることはない、泥沼にはまってます。

プロフィール

困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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