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きけんかいひ。

 生活支援をしていると、生活の場面に入り込むことになります。

もちろん生活場面で、ケースが危険な目にあわないように、
予想される危険を予知して、危なくないようにしようと思います。

また、万が一危険な目にさらされたら、できるだけ早く、その状況を収束させ、
危なくないように、不安をなくすように行動しなければならないと思います。

①隣人とのトラブル

今日、うちの、中度の知的障がいのケースが、顔をはらしてきました。
が何があったの? ここ数日となりのおっちゃん飲酒して壁をドンドン。
あまりにもうるさいので、管理人には話をしていた。
ただ、昨日の晩は我慢の限界で、うるさいと言いに行ったら、
部屋にまで乗り込んできて、すったもんだあって、メガネをかけている顔を殴られたと。

・彼が住んでいるところの管理人さんから、なぜ連絡がなかったのか?
・彼が住んでいるところの管理人さんは、おっちゃんに対応してくれてたのか?
 ということで、管理人さんに が電話するも、ことの重大さがわかっていない。

お酒を飲んで暴れたおっちゃんにも支援している人がいて、支援している人にも連絡。
住んでいるところから全く連絡はなかったと。管理人さんに思わず怒りが
おっちゃんの支援者も知っている人なので、お酒の治療をしないと、という話に。

メガネが壊れたということで、眼に問題がないのか心配になり、
すぐに、休日でも開いている眼科に も一緒に受診。
最悪、被害届もと考えて、眼科の診断書、怪我した顔の写真、メガネの写真を。

今日から部屋にはもどらず、近所の簡易宿泊所(ドヤ)に泊まってもらっています。
「引っ越しも考えないといけないね。」
殴られて、まだ気が張って緊張してるけど、すごくしんどくなるんじゃないか。。。
怖かったろうなと思います。「何かあったら事務所においでよ」と伝えて。

いっきに、ばたばたばたと動きました。
ケースの不安を取り除くために、今日できることは、今日すぐにやらないといけない。

自分の大事な人や家族が同じ状況になったら、とるであろうことをまず行うまで。

休みが開けたら、福祉事務所のケースワーカーに連絡をとったり、
引っ越しの準備をしたり、いろいろしないといけないことはあります。

せっかく、機嫌よく働きだしたところだったのに、
片目眼帯をつけている状況では、仕事に行くのちょっと厳しいのかなと思います。
職場の方と相談して、仕事に行くかどうか判断してもらおうと思いますが、
なんか、すごく残念なことです。

②処方薬が…

では、お薬を預かっている人が何人かいる。

最近、うちのケースが通っている病院の近所にある処方箋薬局、
薬の間違いをすることが、続いた。続くということは、一人ではない。

間違いの内容としては、
薬剤の数が違う、7日分なのに9日分入っている、他の人の薬の説明をする、
なんて、とても信じられないことがあった。

で、どういうチェックしているのか厳しく言うのはもちろんだが、それ以外にも、
お薬手帳のカバー  をこんな感じにしてみた。かわいいでしょ   

お薬手帳

も~、恥ずかしいやんとケースは言うと思うのですが、これで間違えないやろう!!


でも、支援の中には、わかってても、あえて危ない橋を渡ることもあるんですよね。
もっと危ない橋(=生命の危機)を渡らないためなんですけどね。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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