しょくぎょうひょうか。

①高齢で介護サービスなどが必要な人
②アルコールをはじめとする精神科的な治療が必要な人
③障害をかかえているけど仕事につける人
などバリエーションは様々。特に、③の人が増えました。
5年前では想像もしてなかったというと言い過ぎかもしれないですが、
「ネットカフェ難民」なんて言葉が言われてからかもしれない。
で、うちの一団体では、就労支援って(にっちもさっちも)いかないので、
それぞれの状況にあった、就労支援を一緒にやってくれる社会資源を探しに行く。
今日は、療育手帳を取得して、すでに就労移行支援を利用している人の
次の段階の就労をめざして、【職業評価】を受けに行ってきました。
【職業評価】の目的は、職業適性を評価し、それに基づいて職業選択や職場で安定して働けるための相談や援助を行う。
また、実際の作業や訓練を通して、自分の得意なことや苦手なことを理解し、就職に向けてステップアップすることを目指す【職業準備支援】、
いざ就職して、職場で安定して仕事を継続するために
【職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援】などもある。
今日は、その第一段階の【職業評価】のために、計算や文章題、漢字などのプリントをしたり、話をしたり、作業をしたり、ケースがいろいろやっているのを横で半日見ていました。初めての経験です。
ケースも疲れたと思いましたが、横にいた支援者の私も疲れました。
でも、横で一日見ていたら、いろんなものが見えてきました。
本人「苦手なんです…」と言っている作業が、『あれ?すごくよくできてる』とか、
すべての作業でミスがすくなく堅実だなとか、実際横でみていて新たな発見が。
一方で、面接の場面できかれる「自分の長所、とか、短所は何ですか?」という質問に
全く答えられず、面接の練習とか、初対面の人(特に女性)に緊張するのどうしたらいいんだろうなど、日頃の生活や、慣れた移行支援の仕事場では見えてこない、課題も出てきました。
違う角度からの視点って大事ですね。
また、【職業評価】の結果2週間後に、関係者でききに行きます。楽しみ。