fc2ブログ

うちのほうもんかんご。

 うちの訪看が動き出してほぼ1か月が経つ。
以前のブログ(  しゅっぱつ。   クリック)でも書いたのだが、
うちの訪問看護の指示書は精神科医からのものが多い。

で、うちの訪問看護部隊、それぞれ、最初特に、悩んだんじゃないかと思っている。

だって、内科医(精神科医以外)からの指示書なら、点滴とか褥瘡の処置とかリハビリとか、指示内容が具体的に書かれている場合が多い。

一方で、精神科医からの指示内容は、
【独居の維持のための援助を続けてください】
【地域の中の社会資源を活用しながら、その大きな枠の中で生活できる様な支援】
と目的は明確であるが、指示内容が抽象的になっているので、たいへ~ん…かも。
何が大変か?
それは、どのような支援を行うかはこちらが考えないといけないのだ。

もちろん、訪問した看護師だけが考えないといけないわけでもないし、
うちの訪問看護部隊だけが考えないといけないわけでもない。
うちは、訪問看護部隊と相談支援部隊と両方いるのだから、
みんなで話をして、どうしていこうか、考えていけばいいとは思う。

なので、精神科医からの指示を「大変」と思うか「よっしゃ」と思うか。
あと、精神科の訪看って、思っている以上に体力使いますよ。まちがいなく、重労働。
その重労働に耐えれる体力があって、「よっしゃ」と思うメンバーが、
今、うち の訪問看護部隊にいる4人()なのです。

で、訪問看護部隊が動くようになって、相談支援部隊の  すご~く助かっている。
何が助かっているか?って。
訪問看護部隊が、部屋に訪問して、細かい情報、体調などはもちろん、
部屋の様子とか、本人の生活の部分の情報をもって帰ってきてくれるので、
一緒に、どういうふうに支援していこうかと話をする材料が爆発的に増えた。

そのおかげで、 ケースに対して介入することができるチャンスが増えた。

例えば、アルコールの治療をしている人などは、もちろんこちらに来るときは
「お酒飲んでません」って言うけど、部屋に行ったら、ワンカップが…とか、
「部屋片付いてます」って言うけど、えらい部屋になっている…ということとか、
訪看部隊から情報をもらって、治療の再介入を一緒にすることも
生活リズムが崩れる原因をみつけて、一緒に体制を立て直すこともできる。

もちろん、相談・支援のスタッフが家を訪問することもある。
ただ、それは状態の悪いときぐらいしかできないのが現状であった。

そう考えたら、うちの訪問看護部隊、今まで、 でやってきた相談支援内容をベースに、地域で生活していくための支援をしていけばいいのかなと思っている。

暑い中、汗をダラダラかきながら、訪問から帰ってきて、ケースのところに行って、こんなことがあったんですよ…と話している、訪問看護部隊のみんなの顔をみながら、そんなことを思う一日でした。

めんたまがない。

 今日、午前中から、うちの訪看部隊が【目玉】  を探しにケースの部屋に。

めだま?目玉は探すものか?ってお思いのみなさん、目玉とは義眼のことです。

うちのケース、療育手帳B1(中度の知的障害)をもっており、
現場の労災で右目を失い、義眼を入れているのですが、
どうも取り外して、手にもって、ほいほいと、ほりなげていることが多い。

それを、公道でするので、道行く人は、「めだま投げてる」ってな感じで
時々、ぎょっ とする人もいるみたいで、また、そこが楽しいんだとか。

外して、ちゃんと容器において、なんてこともしてないんです。

ちなみに、彼のめんたま、1個6万円以上するんです。
う~ん、目ん玉って高価ですよね。それを簡単になくしちゃう。

この前、なくしたとつくってもらったときに、手間がかかったではないですか。
ただ、お金はかからなかったので、本人にとったら大したことなかったのかも。

で、まず、素朴な疑問が、 の頭の中に浮かんだ。
『そもそも、目ん玉、取り外しているんだから、いらないんちゃうの?』
そのまま、訪看部隊の  にきいたら、本人の問題ですけど…、ね。
義眼入れないと目の粘膜乾いて問題があるんですかね…とか、いろんな意見が出た。
『やっぱり、世間的に、目のところが空洞だったら、あかんのかな???』 と 思う。

次に思ったことは、『目ん玉がなくならないようにどうしたらいいんだろう?』
この疑問についても、そのまま、訪看部隊の  にきいたら、
 は、「義眼に名前書けないんですかね」と。
すると、 は、「入れ歯には名前書くことありますもんね。」と。
 はさらに一歩進んで「入れ歯にポリグリップみたいなのあるけど、
目ん玉には、ポリグリップみたいのないのかな?
ポリグリップも歯茎の粘膜につけるんだから、目に使ってみるのは…」と。
 はさらにさらに進んで、「目ん玉、つくってみたらだめかな…」と。

なんて、うちの訪看部隊( ) も 自由な発想の持ち主なんでしょう。
自由な発想? ものは言いようですかね。無茶苦茶ですか?
でも、自由な発想って大事なんだと思ってますけど。

いやいや、それにしても、今現在、目玉のおやじ  は戻ってきていません。
は待っているのに。

ぐるっとれんらくがひとまわり。

 今日、毎週精神科に受診同行しているケースの件で診療所から電話があった。

以前のブログ(   さーびすひつよう① )の
①ちょっとしたことでリズムがくるって。。。で書いたケースなのだが、
診療所のワーカーさんから、
ケースが調子悪いから福祉の担当ケースワーカから、
診療所のディケアに参加させてほしいと言われたのですが…という内容だった。

金曜日、一緒に精神科受診したんだけど、特にそんな感じじゃなかったけど、
連休あったから、その間に何かあったのかもしれないなと思い、
病院のワーカーさんに、昼ごろには行きますと伝えた。

昼間部屋にお邪魔したら、いつもの彼がいた。
で、本人にきく。「今日何かあったの?」と。

そうすると「役所に今日行った理由は…」と目的があって行ったことをおしえてもらい、
ケースワーカと話をしていく中で、気になっていることなど話をしたら、
ケースワーカから大丈夫?と言われ、いろんなことを言われて帰ってきたんです、と。

本人が気になっていることは、この間もずっと気になっていたことで、
管理会社さんに相談すれば、解決するのは難しいことではないのだ。
以前は、お金がかかると不安なので、管理会社には…と言っていた。
今回は、ちょっとだけお金もたまったので、その問題を解決したいと思った。
ただ、管理会社さんに電話して、交渉しないといけない部分があり、
交渉できるかな…という不安はあったけれども、
「大丈夫?」と言われるほど、たいそうなことではない。
2,3か月に一度しか会わないケースワーカが見たら「大丈夫?」と思ったかも。
また、うちの相談支援が本人さん宅にお邪魔したりしているのも言ってなかった。
で、心配になったケースワーカから病院に電話があったんですね。

病院のディケアに行けば、スタッフがいろんなお手伝いをしてくれるし
昼間の居場所、それも診療所のすぐ上のデイケアなら調子が悪くなったら
すぐ主治医に見てもらうこともできるから安心だし。


このケース、訪問看護のサービスは入れないといけないなと思ってます。
ただ、もともと、あまり、相談支援  の事務所に来ている人ではないので、
この間、ずっとかかわっている相談支援の1人のスタッフが、まず、
部屋に何回かお邪魔して、人が来ることから慣れてもらっている段階ではある。

困ったら自分で来れるひとだと、以前のブログで書いたような出来事があるまでは、
支援している私たちの側が思い込んでいたので、ごめんなさいと思ってます。
その出来事以降は、受診以外にも、時々部屋に行くことで、何か話せること、
また、こちらが何か気づけることがあるのではないかとは思っている。

で、本人からきいた話と本人の様子をまずは病院のワーカーに連絡。
こんなことがあって、いつもどおりなので、今日予定外の受診はなしですと。
そして次に、心配してくれたケースワーカに連絡。
実は、 のスタッフが、ボランティアで時々お邪魔してるんです。
病院の受診は、毎回一緒ですし、時々内科の病院も一緒にいってるんです。
今後、何らかの形でサービスは入れていこうと思ってるので、お願いします。
また何かあったら連絡しますし、連絡ください。

ケースワーカからは、「よかった」と。
う~ん、心配してくれるケースワーカさんはありがたい    

ケースのことをみんなが心配して、ぐるっと連絡がひとまわりしました。

かれなりのりゆう。

 今日、訪問看護部隊の責任者の  (久しぶりの登場)から
訪看で入った人の部屋であったことをちょっと聞きました。

訪看部隊、精神科の指示書で動いているケース宅で
朝の服薬をはじめてから落ち着きだしたケースなのですが、
備え付けで洗濯機(二層式)が置いてあるのですが、
使い方を本人い聞いたら、すらすら答えてくれるのですが、
使っている形跡が全くみられないので、一緒に洗濯物を。
今は夏なので、冬物まだ片づけてないから洗濯しましょうと、
昨年の冬から春にかけてずっと来ていた上のシャツを洗ったら、
『アレ?洗濯機壊れているのかな、どこからか土が入っている』
って思うくらいの、ナイスな色の洗濯機の水…
思わず、洗濯機のSTOPボタンを押してしまったと言ってましたが
本人、「僕の…」、???、ここ省略なしで書いてみると、
    「僕の(タバコのヤニと服のホコリと垢です)…」
ということで、何回洗濯機を回したでしょうか?  【正解;3回】
ちなみに、3回目はケース自身で洗濯機を操作していたようです。

なんで洗濯できるのにしないのか?お風呂入るのもあんまりしないんだろうか?

ケースの話では、保護がキレる不安があるので、お金を遣わないようにしていると。
電気代、ガス代、水道代が、あまりかかってほしくないと思ってるんで…。
彼なりの理由があるわけですよね。そっかっと思う反面、貯金たまってる???
お金たまってないのは貯金通帳がないから。
その貯金通帳をつくるために、精神障がい者手帳の写真ボロボロだったから、
写真はりなおして手帳の再交付を今日役所でしてきたのですが…。

本人の希望をきいたら、(保護きられないなら)仕事もしたくないし、家にずっといたいと思っていると。

でも、ずっとこのままで家にいるのはよくないよな 。。。 

ケースワーカに状況を連絡して、今の状況から、ちょっとでもいい状態になるために
一緒に何ができるか、ケースともケースワーカとも考えていかないといけないなと。

がはく。

 以前、うちの通信に載せるために、絵心のあるケースに
「カバ」書いてとお願いしていたのが、バージョンアップしました。

以前のブログ(  きゃらくたー。 )と比べてもらったら、お~  ぱちぱち。
画伯1
                 カバ1号



画伯2
                 カバ2号


画伯3
                 カバ3号

画伯4
                 カバ4号


ちょっとデータアップする際に、色が薄くなってしまってますけど。
この【カバ】いろんな人に聞いたのですが、結構人気がわかれました。
個人的には、カバ3号好きですけど。

ま、カバ4匹いるので、一年間はこのカバ×4で通信の原稿を書こうと思います。
プロフィール

困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR