まっかっか。

ある大きな病院の最寄駅の100円均一に紙粘土があったので買い込んだ。
最近の紙粘土って、私がガキの頃とは違い、軽いしなめらか。
事務所とか訪問看護の看板の文字などは、もともとはその100円均一の紙粘土。
訪問看護の看板を事務所の入り口に飾ってたら、
抗酒剤を飲みに来ているケースから「この看板も抗酒剤練りこんでるの?」と。
ぴんぽーん。正解。
抗酒剤でも液体のシアナマイドを入れるとなめらかに、
粉のノックビンをいれるとちょっとざらざら質感がかわるんです。
で、その紙粘土をつかって、心臓を抱えている人間をつくってみた。

赤い色きれいですよね。リアルすぎてちょっと血のいろっぽいですけど。
この赤色は、色つきの粘土を紙粘土の上から薄くのばしてかぶせただけ。
防水もかねてニスをぬったら、あっという間に完成です。
粘土をいじっているときは、いつもとちがい真剣で無口。
書いていた原稿の第一稿が出せたので、ちょっと気分を変えるために
次の仕事に集中するために「のろいをこめて」心臓を抱える人をつくってみました。