しゅっぱつ。


現在、サービスを始めているのは10名。うち、精神科医からの指示書が8名。
もともと、相談支援

特に精神科の8名については、
事務所に来て薬を飲みにきている人、もしくはお金を預けとりに来ている人たちで、
毎日か週1回か、頻度の差こそあれ、事務所では顔をみていた。
ただ、部屋には、どれだけの頻度で行っていたのか…。
プライベートな部屋には、理由がないとなかなか行きにくいということもあった。
事務所に来ている姿を見て、どんな生活をしているんだろう…と気にはなっていた。
もちろん気になって部屋を訪問したとしても、続けて何度も訪問するのは難しい。
訪問看護を使うことで、部屋に訪問して、継続的に生活状況を把握することができる。
そこで、事務所に来るだけでは把握できなかった新たな課題も見えてくる。
また、精神科の8名のうち、すでにヘルパーを利用している人は3名、
残りの5名はヘルパー利用よりも先に訪問看護を導入していることになる。

精神科の指示書で、ヘルパーよりも先に利用する。
服薬確認、バイタルチェックはもちろん、体調のこともきくけど、

まず、部屋の掃除は当たり前。
部屋によっては、お~ってくらいゴミがあったり、虫がいたり、いろんな出会いがある。
で、きれいな部屋を維持するために、ヘルパー導入ではなく、いっしょに、
部屋の掃除の仕方とか、掃除道具の使い方、掃除用品のお得な部分を説明。
訪看部隊、主婦もいるので、さすがやな~と感心してしまう場面も。
洗濯の仕方、衣類などを収納するためには何がいるか、風呂・トイレの掃除の仕方、
どこまでいっしょにするかって?自分で、ちょっとでもできるようになるまで。
… 一緒に買い物することもありかな。
一緒に調理することもありかな。
一緒に銭湯にいくこともありかな。…
え!そんなことまで言うの?って思うこともあるかもしれない。
え!そんなことまでするの?って思うこともあるかもしれない。
ただ、今までの生活の中で、誰もおしえてくれなかったから。
そうすることで、ちょっとでも調子がよくなるなら、生活の質があがるなら。
もう一つの特徴としては、 連続性を大事にしている。
一般的な訪問看護は、入院したらサービスはストップして、退院が近づいたらサービス再開されることが多いと思う。でも、それだったら、間に空白の時間が生まれてしまう。

入院したらもちろん、医師や看護師との病状説明がなくても、お見舞いに行く。
サービスの対象者がどんな状況におかれていても、連続性がないと意味ないから。

訪問看護師が考えて、変幻自在な形でうごいてる。可能性は∞(無限大)かも。
ただ一つ 【ちょっとでも満足してもらう】 ためだけに。