うちのほうもんかんご。

以前のブログ( しゅっぱつ。

うちの訪問看護の指示書は精神科医からのものが多い。
で、うちの訪問看護部隊、それぞれ、最初特に、悩んだんじゃないかと思っている。
だって、内科医(精神科医以外)からの指示書なら、点滴とか褥瘡の処置とかリハビリとか、指示内容が具体的に書かれている場合が多い。
一方で、精神科医からの指示内容は、
【独居の維持のための援助を続けてください】
【地域の中の社会資源を活用しながら、その大きな枠の中で生活できる様な支援】
と目的は明確であるが、指示内容が抽象的になっているので、

何が大変か?
それは、どのような支援を行うかはこちらが考えないといけないのだ。
もちろん、訪問した看護師だけが考えないといけないわけでもないし、
うちの訪問看護部隊だけが考えないといけないわけでもない。
うちは、訪問看護部隊と相談支援部隊と両方いるのだから、
みんなで話をして、どうしていこうか、考えていけばいいとは思う。
なので、精神科医からの指示を「大変」と思うか「よっしゃ」と思うか。
あと、精神科の訪看って、思っている以上に体力使いますよ。まちがいなく、重労働。
その重労働に耐えれる体力があって、「よっしゃ」と思うメンバーが、
今、うち





で、訪問看護部隊が動くようになって、相談支援部隊の

何が助かっているか?って。
訪問看護部隊が、部屋に訪問して、細かい情報、体調などはもちろん、
部屋の様子とか、本人の生活の部分の情報をもって帰ってきてくれるので、
一緒に、どういうふうに支援していこうかと話をする材料が爆発的に増えた。
そのおかげで、

例えば、アルコールの治療をしている人などは、もちろんこちらに来るときは
「お酒飲んでません」って言うけど、部屋に行ったら、ワンカップが…とか、
「部屋片付いてます」って言うけど、えらい部屋になっている…ということとか、
訪看部隊から情報をもらって、治療の再介入を一緒にすることも
生活リズムが崩れる原因をみつけて、一緒に体制を立て直すこともできる。
もちろん、相談・支援のスタッフが家を訪問することもある。
ただ、それは状態の悪いときぐらいしかできないのが現状であった。
そう考えたら、うちの訪問看護部隊、今まで、

暑い中、汗をダラダラかきながら、訪問から帰ってきて、ケースのところに行って、こんなことがあったんですよ…と話している、訪問看護部隊のみんなの顔をみながら、そんなことを思う一日でした。