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くふう。

 くまモン父( ) の三回忌のため実家に帰ってきました。

滞在時間、1時間強。なんて奴だ!と思われるかもしれませんが、そのとおり。
そのあと、地域善隣事業の勉強会があったので、
坊主よりも早く実家を出てと失礼なことをしてます。
くまモン母( )とくまモン下の兄( )くまモン下の兄の連れ添いさん(
で、 の4人でした。

久しぶりに実家に帰って冷蔵庫の前に立っていると
        こんなシールがはっている。
一人暮らし

くまモン母( )に「これ何?」ときくと、独り暮らししているので急な体調変化のときに
ここに、どこの病院にかかっているとか、誰に連絡してとか、
そういう自分が話せなくてもわかるよう、情報を書いたものを入れている袋を
おいてますっていう目印だそうだ。
ちなみにこのキャラクター、うちの実家のある市のゆるきゃら(ウォンバット)だそうだ。

くまモン母( )、亡くなったくまモン父( )と一緒に、
介護保険の申請なんかもしており、家族がいたら自立だろうけど、
独り暮らしということで、主治医の先生が、要支援1くらい出るように
意見書を書いてくれているようで、この前も訪問調査があったと言っていた。
ちなみにサービスは利用しておらず、地域の高齢者のイベントには参加している。
もともと、地域で商売をしていたので、それなりに顔はひろいのだ。
また、何かあったときのために、緊急通報システムも申込み、
民生委員さんに協力してもらっいると言っていた。

くまモン父( )が亡くなったあとも、一人で生活しているが、
できるだけ、地域で生活していきたいというくまモン母( )の努力ではある。

それ以外のも、関東圏で生活するくまモン妹
;私たち一卵性双生児なので同じキャラを使用しています )と
できるだけ毎日短くてもメールのやり取りをしており、そこでも安否確認のチェック。

くまモン母( )「住み慣れた地域で生活するからいい」と言いきってました。
ケースもくまモン母( )も思いは同じなんですよね。

くまモン母( )から、「わからないことはいろんな人にきいたり、助けてもらおうと思うけど、困ったら、くまモン  仕事でよく知っているだろうからきく」と。

くまモン母( )に、また頭が下がり、かなわないなと思う一日でした。

にんちしょうかふぇ。

 この前の連休中、ちょっといろんなところに【勉強】に行った。

認知症カフェフォーラム

朝日新聞と朝日新聞厚生文化事業団が主催で
厚生労働省と公益社団法人認知症の人と家族の会が後援で。

400名限定で、どんな人たちが来てるんだろうって、まずそこから興味津々。

もともと釜ヶ崎でずっと生息している なので。

自分の座った席のまわりを見回したら、高齢の人、認知症サポーターの人、
日々認知症の人の介護をしている家族だろうなと思われる人、
その業界で働いていそうな人、大阪市の担当部署をはじめとする行政の人、
いろんな人がいるなと思いました。

そもそも【認知症カフェ】ってなんぞや?ってところからの参加でした。
【認知症カフェ】って言葉を知ったのは、東京のNPO法人ふるさとの会のスタッフから
おしえてもらったのだが、ふるさとの会の運営する認知症カフェのイメージはついた。
ただ、他の地域にもある【認知症カフェ】って、誰が来て、誰のためにあるんだろう。。。

東京都国立市の医師からは、医療法人がつくる認知症カフェのイメージを持ちました。
開設の経緯で、オランダの「アルツハイマーカフェ」を知り「認知症カフェ」を始めたと。
もともとある、(認知症の人と家族の会)と新しくつくられて(認知症カフェ)の関係。
互助づくりということで、はじまったんだと思いました。

また、京都市伏見区の社会福祉法人職員からは、
社会福祉法人がつくる認知症カフェのイメージを持ちました。
そもそも「認知症カフェ」って、認知症に対する差別がある地域がほとんどだから、
このネーミングじゃ~ねというところからの説明でした。
また、如何にカフェに、当事者の方たちを連れだすかという工夫で、
「おいしいは人をつなぐ」ということで、本当の喫茶店みたいな
おいしいコーヒーにおいしいおかし、すごいな~と思いました。
たしかに、来てくれることから、すべてはスタートになりますよね。
あと思ったのが、認知症専門医をはじめとする、
間違いない社会資源とのネットワークづくりがすごいなと思いました。
長年の地域で行ってきた社会福祉法人ならではの『つよみ』だよなと思いました。

さらに、私の勉強不足なんでしょうけど、認知症ケアパス(経時表示)についても
こういう形で、かかわっている人たちの状態や、サービス内容を
整理していけるんだと思いました。認知症以外でも使えそうだなとか。

もう一つ、京都の社会福祉法人が、今後の認知症カフェについて、
二つの役割を整理していて、なるほどと思いました。
①広域型
(利用対象者)
・介護者の会などからの紹介による利用
・地域包括からの紹介による利用
ということで、クローズドな関係の中でできる当事者とその介護者的なグループ。
②地域の方対象地域型
(利用対象者)
・地元の地域の方対象
・介護予防的な側面(機能低下・閉じこもり)
 相談機能の利用を希望されている方対象
ということで、オープンな関係の中でできる、相談・情報発信基地みたいな感じ。

「私は認知症だと言える街」っていうスローガン素敵でしょっという発言もあったように、
認知症に対する、差別、思い込みが地域から、社会からなくならないと
この二つくっつけるわけにはいかないんだろうなと思いました。

これから、家族がいても、いなくても、地域での包括的な支援を考えたときに
スパイスになりそうな要素を多く含んでおり、
いつもとは違う場所で、考えるのもいい感じでした。
まだまだ、勉強たらないので、もうちょっと自分で反芻して、消化していかないと。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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