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ちょうりのもくてき。

 この2日間、調理実習を続けてきたわけですが、さて明日は何をつくろうか?と  に話をしたら、コロッケ 。急にレベル・アップ…。苦悩しそうです。
ちょっとカロリーが高そうなので、カロリー低めでできるものを要検討。

この間、 調理実習しているのは、いただいた野菜を腐らさないようにするため、気分転換ではあるのですが、もっと大事な目的があります。

それは、この調理実習のできたものをおすそわけしているケース。
二品とも届けている人が3名います。

 介護度が出てヘルパー導入しようと思っている婆様。
 訪看が入っているのですが、血糖と中性脂肪の値が高く、食事のことを…と言ってるのですが、夜遅い時間にインスタント麺とバナナ4本を食べてしまうケース。
 2週間前、ようやく医療(精神科)につながりだし、ほぼ、入浴と洗濯、そして掃除は全くできない爺さん。

3人ともヘルパーをこれから導入すること考えているのですが、
手作りの食事を食べてもらって、ヘルパー導入を納得してもらうための最後の一押し。
「ごはんつくってもらったら、スーパーのごはんよりおいしいでしょ」と。
ヘルパーが入ることで、今まで途絶えていた人間関係ができ、誰かと話をすることで、ちょっとした変化も生まれてくるかもしれません。( も人のこと言えないですけど) 人間ってなかなか変わらないですけど、ちょっとしたきっかけで変化は生まれます。

そんなことを期待しながら、今週の精神科の受診のとき、主治医に生活状況を伝え、ヘルパー導入したいと話をして、了解を得たいと思っています。

さらにもらいもの。

 昨日の続きで、もらいものが、さらに、訪看部隊の の提案により、
こんな感じに、へ~んしん   
変身ものと言われたら、ウルトラマンか  仮面ライダー。
仮面ライダーも2号なので世代がちょっとばれますかね。おっと話が脱線。。。

豚汁

と ん じ る       汁 です。

ということで、今日の一部のケースと私のメニューは豚汁です。
今日の事務所の香りは、昨日のカレーから豚汁臭してます。

あと、梅干しも。 となりのおっさん、
焼酎の空き瓶に入れるから、焼酎づけっぽく見えますが、純粋な、うめぼし です。

梅干し

塩分がしっかりしているのですが、お茶うけにしてます。
お茶飲みながら、梅干しを食べると、しょっぱいながらも甘い感じがします。
となりのヘルパーのおっさんのお兄ちゃん、 謝謝 

ただ、これだけ毎日メニューをつくっても、まだまだ野菜は残っている。
訪看部隊の主婦姉さんたちに、あとは何のメニューつくるか要相談。
イメージ、魔女がグツグツ鍋をかき混ぜて、見るなよ…てな感じですかね。
深夜の  の調理実習は続くのです。

もらいもの。

 今日、となりの介護事業所のおっさんに、もらいものしました。
このおっさん、実は付き合いがながく、むかしは運動していたのですが、
現在、まっとうにヘルパーの仕事をしている、敬意を表してしまうおっさんです。

もらいもの

昨日、ケースの用事で商店街のスーパーで買い物をしていたら
「あんた、料理できるんか?」 即答 「できるわい」ということで
おっさんの田舎の兄さん(ちなみに田舎は関西圏です)が送ってきてくれた
野菜(かぼちゃ、たまねぎ、さつまいも、じゃがいも)あとお手製の梅干し
ありがたく頂戴することになりました。

うーん、いっぱいある。ところどころ、芽がでとるぞ、っと思いながら、
事務所の中で調理をしてました。
うちの事務所、換気扇がないので、今日の事務所はこの臭い。

カレー

みなさんのご期待にそう、カレー  です。ちなみにケースのリクエストで超ー甘口。
ジャガイモ以上にさつまいもを大量に入れ、野菜が嫌いなばあさまのために
人参をすりおろしていれたりしてます。鶏肉もいれてみました。
で、今日は2軒に配達。明日持っていく約束もしているので、明日デリバリーを。

ただ、事務所の中がずっとカレー臭だったら、仕事気になる方もいると思うので、
今からジップロックに入れて小分けにして、冷凍庫行きです。

天気のいい日曜日、こんな平和なこともしています。

ちいきぜんりんじぎょう…って?

 この間、ブログで書いている「地域善隣事業 」って何?と言われた。

①住まい方 ・ ②生き方 ・ ③地域の在り方 この三つに集約される。

①については、持ち家の人は問題ないってわけではないんですよ。
歳をとっていくなかで、体が不自由になったり、認知症になったら、
今まで住んでいたところで、本当に、住み続けられるだろうか…。
賃貸だったら、高齢者のトラブル(孤独死や病気など)が多いから出て行ってくれ!と。
出て行ってくれと言われて行くあてがすぐ見つかりますか?
そういう人たちに対して、まずは、住み慣れた地域で住まいの支援をする。

②については、住まいがあれば問題が解決するわけではないですよね。
身体が不自由じゃなくても、高齢になったら若いころと違って、いろいろ大変で億劫になります。家族と一緒に住んでないけど、また、家族と一緒に住んでいるけど、「赤の他人さまだから」いろいろ言えて、手伝ってもらえることあると思います。
身体が不自由になったら、介護保険とかいろんなサービス受けれますが、今の日本の制度は家族を前提にしているから、一人暮らしだったら全然サービス足りないことが多い。「ちょっと…」ってことが、なかなか自分ひとりではできない。
そういうのを手伝ってもらえたら、遠くの施設に行かなくても、今生活している地域で生活し続けることできるかもしれないのに。

③住み慣れた地域で生活するためには、住まい方、生き方、そして、
地域が支えてくれないと、対個人のサービスだけでは生きていけないですよね。
昔の村社会って、その地域で生活している人たちの顔はみんなが知っていた。
ちょっと誰かの顔が見えないと心配してくれる。家族ではないですけどね。
また、昼間、気軽に、なおかつ、お金がかからず出かけられるところあったら、
爺さんが死んでも、婆さんが死んでも、家に引きこもることもないし。
もし、お金がかからず出かけられるところに、なんでも相談できる人がいたら、
困ったら、遠くの家族よりも、近くの赤の他人に相談しちゃうと思うんですよね。
そういう、昔の日本の社会を、めんどくさいところもあるけど、いいところもあるから、ちょっと目指したいという地域の在り方を、いろんな世代でつくっていけたらいいなと思ってるわけです。

全然難しくない、実にシンプルな発想に基づいている事業なんです。

ただ、人を支えるためには、支える人はボランティアでというわけにはいかないので、
支える人たちに賃金を払い、それが若い人たちの収入につながればいいなという仕組みが必要だということです。その「からくりづくり」のために、みんな集まって、ああでもない、こうでもないと話し合いをしているわけです。

あなたの生活する地域でも、そろそろ、こういう考え方ありじゃないでしょうか。

いまのいえでせいかつを…

 最近よく思うこと  ―――
 
歳をとっても、今の家で生活し続けることができますか?

「年(ねんれい)って、どのような状況に置かれていても、どの立場の人でも
平等に、1年に1歳ずつ、とっていきます。

今の家で生活を続けていくには、いろんな条件をクリアしていかないといけない。

①金銭的な問題(働けなくなってからの経済的な担保はあるのか)
②人的な問題(誰が、もしくは、誰に、日常生活をささえてもらうか)
③社会的な問題(今の社会的状況で地域で生活し続けられるのか)

①の問題は、よっぽどお金もちとか、資産をもっている人以外は、
誰にでもある、「おかね  」の問題。

②の問題も、結婚しているから、妻や夫に、または子どもがいるから、子どもたちに
面倒をみてもらおうと思ってます?みてもらって当たり前なんて思ってないですよね。
結婚してない、子どもがいないとなったら、そうでなくても、
社会のサービスにゆだねる以外ないんじゃないかなとも思う。

③上の①と②を受けて、今の社会で、自分が年をとって、体不自由になったり、認知症になったとして、地域で生活できるんだろうか…。施設入所、いやだな…。一生入院、それもっといやだな…。今まで生活していた、コテコテの大阪から離れろって、それ、いちばんいやだな…、ぶつぶつ思う。けど、これが今の社会の現実かもしれない。
こういう仕事をしていると、特にそういうことを思う。

自分たちが年をとって、体が不自由になったときに、認知症がすすんで自分の家がわからなくなったとき、地域で生活するためのシステムづくりとして「 地域善隣事業クリックしたら高齢者住宅財団の説明がよめます) 」がすすめられています。

最近、東京に行ってその勉強会に参加させてもらったり、今度、10月13日に、東京のふるさとの会が開催するシンポジウム「 地域居住による生活困窮者支援  ( クリックしたらふるさとの会のシンポジウムのビラがよめます) 」などでは、東京と大阪の大都市だけではなく、地方もふくめて、状況の異なるいろいろな地域から参加する予定になってます。興味のある人は、いろいろ調べてみてください。

「歳をとっても、今の家で生活し続けること…」は、特別な誰かの特別な問題ではないと思うので。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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