とうし。

ただ、このくらいの冷え込み、まだまだと、この地域で長くいると思ってしまうのだが、
今朝、釜ヶ崎で一人の男性が凍死していた。
あるところで、足が壊死してウジ虫がわいている状態であるにもかかわらず
本人が病院受診を拒否しており、なんとかならないかと話が出ていた。
救急車も、警察も、役所の課長さんも、いろんな人が声をかけるが拒否。
釜ヶ崎という地域は、野宿している人たちが、きっと日本で一番多いと思う。
釜ヶ崎という地域で仕事をしていると、目の前にいるケースと同じように、
この地域で生活している人たち(野宿している人も含む)に
自分のできる「役割」って、なんだろうか…と、こういう話をきくと思う。
できないことはできない、ということもよくわかっている。
ひとりではできないこともわかっている。
ただ、考えるだけでなく、行動化していかないとはじまらないこともわかっている。
それぞれが、淡々と自分の「役割」をはたしていく以外ない。
どんなに闇がひろがっていっても、淡々としていくだけ。
そういうふうに思う仲間を探し続けている。