
現在、うちの訪問看護がサービスに入っているケースは25人。決して多い数ではない。
もともと相談支援で長年かかわっている人にサービスを入る場合もあるし、
かかわりだしてからそんなに日にちが経っていないがサービスに入る場合もある。
長年かかわって来た人の場合、相談支援でかかわりだしてから14年くらい経つ。
実をいうと、一番古株の

がこの業務に携わる前から相談支援を受けていた人。
いろんなこと気にはなっていたけど、「自分でできる」と言われ、なかなかサービスを入れるきっかけがなかった。それが、最近、「ようやく」、本人が困っていることがおき、そこでお手伝いをスタートに。長年かかわってきているので、ケースも年をとるが、支援しているこちらも年をとる。
携帯のデータの中に、12年前にとった写真があったので、訪看のメンバーに見せたら「お!、若い!」そのときから太って、慢性病が増えたな…としみじみ思う。若いとき身体のことを言っても、誰でもそうであるが、なかなかきく耳をもてないもんです。身体の調子が悪くなってから、訪問看護のサービスをようやく入れれるようになってしまった。今からでも遅すぎることはないと思うが。
かかわりだしてそんなに日にちが経ってないケース、実は主治医との付き合いは長い。主治医は、5年ぶりの受診だったのに、本人のことをよく覚えてくれていた。そんなに治療が中断してたので、入院からスタートした。なので、

地域で生活している本人の姿を知らず、調子の悪い入院前からのかかわり。
調子悪いときの姿しかしらないので、地域で生活したらどうなるんだろうと思いつつ、生活を安定させるのに必要なこと、①毎日服薬をしっかりする、②毎日計画的にお金を使う、…という部分を約束して、この前退院してきた。
退院してきた当初は、住所変更したり、書類を区役所に持って行ったり、いろんなことをしないといけないので、約束した時間に事務所に現れず、混乱していた部分があった。ただ、退院してやらないといけないことが落ち着いたら、少し気持ち的にも落ち着いてきた。
訪看のサービスと生活支援のサービスで服薬・金銭をしっかりし、毎日部屋まで薬を持って行って眼前服薬するので、その際、困っていることをきいたり、翌日の予定を確認したり、できるだけ混乱しないように一つずつ物事をすすめる。まずは、そこをしっかりとしないとはじまらない。
昨日、退院してから最初の診療所の受診だった。主治医に会うの十日ぶり。
主治医から「今まで診てきた中で一番調子いいね。」と。本人はあんまり自覚ないみたいだけど。これから、体調が悪くなること何回もあると思うけど、自分一人だけじゃなくて、みんなに支えてもらってやっていけたらと思う。
二人とも、訪問看護は始まったばっかりだから。