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げいをみがく。

 最近、「仕事しかしてない生き物」と化してます。それはそれで、猛烈でいいじゃないかと、このペースで仕事できる期間が、もそう長くないことを実感しながら思う。

で、「これだけ仕事してるのに……」と言われながら、ちょっと自分のやりたい、趣味のようなこともしてみたくなる。もうちょっと、他にもしないといけないことがあるだろう、って思わないわけではないが、そこは笑って誤魔化す。もともと、継続して何かをすることが、得意な性格ではないので、単発で楽しみたい。

昔は、コンサートとか、ライブハウスとか行ってた。ライブはもちろん、その前から楽しむ。何を?そりゃあ、チケットとるところから。で、イベント当日、大きな声では言えないけど、人格変わったみたいに踊り狂ってたので、あの体力は、確実に仕事にこたえるので、ダメだ。

で、40代半ばの今、何を楽しみたいか……。

大阪人なので「芸」を楽しみたい。

① 落語
② 吉本新喜劇

日頃の業務とはなれた世界があるので、少し仕事を忘れられる。
あと、「芸」と言うからには、その話芸と間の取り方を勉強するために。

仕事のことを、(・・?)も考えないで、ただ笑って。

思いたっら行動ははやいので、すでに見たい落語をチャックして、病院受診と病院受診の間にチケットをゲットしてしまった。

事務所を片付けていたら、桂枝雀の音源のDVDが出てきたので、それをききならがふと思いました。「生きてる限り、芸は磨くもの」と。芸とは、仕事の技術ですよね。

はじまったばっかり。

 現在、うちの訪問看護がサービスに入っているケースは25人。決して多い数ではない。

もともと相談支援で長年かかわっている人にサービスを入る場合もあるし、
かかわりだしてからそんなに日にちが経っていないがサービスに入る場合もある。

長年かかわって来た人の場合、相談支援でかかわりだしてから14年くらい経つ。
実をいうと、一番古株の  がこの業務に携わる前から相談支援を受けていた人。

いろんなこと気にはなっていたけど、「自分でできる」と言われ、なかなかサービスを入れるきっかけがなかった。それが、最近、「ようやく」、本人が困っていることがおき、そこでお手伝いをスタートに。長年かかわってきているので、ケースも年をとるが、支援しているこちらも年をとる。

携帯のデータの中に、12年前にとった写真があったので、訪看のメンバーに見せたら「お!、若い!」そのときから太って、慢性病が増えたな…としみじみ思う。若いとき身体のことを言っても、誰でもそうであるが、なかなかきく耳をもてないもんです。身体の調子が悪くなってから、訪問看護のサービスをようやく入れれるようになってしまった。今からでも遅すぎることはないと思うが。

かかわりだしてそんなに日にちが経ってないケース、実は主治医との付き合いは長い。主治医は、5年ぶりの受診だったのに、本人のことをよく覚えてくれていた。そんなに治療が中断してたので、入院からスタートした。なので、 地域で生活している本人の姿を知らず、調子の悪い入院前からのかかわり。

調子悪いときの姿しかしらないので、地域で生活したらどうなるんだろうと思いつつ、生活を安定させるのに必要なこと、①毎日服薬をしっかりする、②毎日計画的にお金を使う、…という部分を約束して、この前退院してきた。

退院してきた当初は、住所変更したり、書類を区役所に持って行ったり、いろんなことをしないといけないので、約束した時間に事務所に現れず、混乱していた部分があった。ただ、退院してやらないといけないことが落ち着いたら、少し気持ち的にも落ち着いてきた。

訪看のサービスと生活支援のサービスで服薬・金銭をしっかりし、毎日部屋まで薬を持って行って眼前服薬するので、その際、困っていることをきいたり、翌日の予定を確認したり、できるだけ混乱しないように一つずつ物事をすすめる。まずは、そこをしっかりとしないとはじまらない。

昨日、退院してから最初の診療所の受診だった。主治医に会うの十日ぶり。
主治医から「今まで診てきた中で一番調子いいね。」と。本人はあんまり自覚ないみたいだけど。これから、体調が悪くなること何回もあると思うけど、自分一人だけじゃなくて、みんなに支えてもらってやっていけたらと思う。

二人とも、訪問看護は始まったばっかりだから。

ちいきにみとめてもらって。

 訪問看護の看護師さんの求人を色んなところに出してる。

ハローワークはもちろん、無料の求人誌、福祉のお仕事、など色々。
それ以外にも、訪問看護部隊の知り合いにも声をかけて。

看護師さん専門の転職求人サイトには出してないけど。

ホームページを見てメールをくれた看護師さんも最近少し増えてます。ありがたい 

看護師を必要としている施設や事業所、クリニック、どこできいても答えはいっしょ、看護師さん不足。看護師さん、どこにいるんだろうって思う。お〜い  お〜い  、看護師さ〜ん、と叫んでみても、もちろん状況はかわらない。でも、気持ち叫びたくなるんです。無性に。

うちの訪問看護事務所は、大阪西成区の釜ヶ崎(あいりん地区)にある。(怖い街)とか、どうしてもイメージが先行して、大変そう…って思う人は多いと思う。確かに、「大変か」、「大変でないか」と言われたら、「大変」と言うけど、大変じゃない仕事ってないから。あなたのお仕事も、大変なときもありますよね。訪問看護以外でも。

事務所のある地域の特徴として、家族と同居してない単身の人が多い街ではある。また、高齢者の割合が高いことに違いないのだが、だからと言って高齢者だけというわけではない。四十代、五十代、六十代の前半、これらの年齢層って、高齢者?って思っちゃいますよね。三十代、四十代でも、相談してはじめて何らかの障害を抱えていることを本人も気づいて、障がいの制度をそこで利用する人も少なくはない。

そんな、地域の中で生きづらさを感じ、この街に辿り着いた人たちなのだ。

また、この街の特徴として、みんなお節介な人ばっかり。男はつらいよの寅さんの周りにいるような人がいっぱい。昔よく怒られた、近所のおっちゃんやおばちゃんがゴロゴロいる。昔の下町の原風景を残しているって言えばいいのかもしれない。

こういう地域だし、こういう人いっぱいいるけど、この地域が認めてくれると、いろんな人たちが応援  してくれる、けっこう、すごく仕事しやすい場所なんだけど、どう?働いてみませんか。

そうだんまどぐちのやくわり。

今年度はモデル事業だけど、来年度からは本事業になる
困窮者支援法による自立支援事業のことについて話をする会議が今日あった。

この制度の対象者には、生活保護のケースは含まれない。
理由は、既存の制度、つまりは、生活保護法との兼ね合いで。

ただ相談したとき、生活保護でなくても、困窮状態だったら、いつ生活保護になってもおかしくない。そしたら、支援はケースワーカーがするものってことで、継続的に支援を行えないのか?と、担当者  にしつこくきいてみた。

大事なのは、継続的な支援 だから。

困窮者支援の窓口がすることは、【生活支援】と【コーディネート】が役割と、担当者  は言った。そこで再度確認、継続的な支援ではないんですか?ちがいます、と。

継続的な支援を行わない相談窓口を、誰が信用するんだ!
継続的な支援を行わない相談窓口と、誰が一緒に支援しようと思うのか!


相談支援の現場って、制度だけでは割り切れないことばかり。
そのために、制度についても 【運用】 ってあるんじゃないかなと思う会議でした。

 この会議から離脱  したいという強い欲求をいだいてます。

とげとげ。

 ケースからもらった。 くまモンのイメージにぴったり  っていわれた。

  サボテン

確かに、 ちょっと、いやだいぶ、棘棘(とげとげ) してる。

棘が自分の中から出てくるので、まず、わが身を突き刺す。

その痛みを、自戒のために、毎日感じているわけです。

かわいい花が咲いていると手をのばすと、周りにいる人に棘を突き刺す。

みなさんの心にも体にも、刺さった棘(とげ)ありますか?
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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