FC2ブログ

あいしょう。

 うちのかかわっているケースはいっぱい。1日に事務所に来るケースの数は、ざっと80人くらいじゃないかな。もちろん、何らかのサービスが入っている人も、そうじゃない人も、それぞれ置かれている状況は違う。

病院行ってる人も、病院行ってない人もいるけど、通院していてサービスを受けているケースのうち、精神科受診している人の割合は多い。

精神科に通院しているケースの中には、なかなか、自分の気持ちを表現するのが苦手な人もいて、どういうサービスを提供すれば、よくなるんだろう…ってみんな悩むんだと思います。

で、うちが世話になっているヘルパーさんの中には、はたから見てて、うちのかかわっているケースと、あうというのか、「相性がいいな」と感心するヘルパーさんが何人かいる。そのヘルパーさん、年齢は私より少し年上の女性と、私よりも10歳以上若いにいちゃんヘルパーさん。

女性のヘルパーさん、仕事についている時とついていない時のメリハリがあり、プロだな…って常日頃思っている。彼女がヘルパーではいるまでは、風呂もなかなか入ろうとしなかったケースが、風呂に入るようになり、お酒もスッキリやめ、糖尿病もあって食事を気にするようになり。。。時間はかかったけど、主治医の精神科の先生も、調子が良くなる中で、減薬をしていき、「すごく良くなったね」と言われて、ちょっと照れて。ヘルパーのサービス提供責任者から、その女性ヘルパーが入っている時は、腹筋をしているんです!という、情報まで。すごい。

自分の気持ちを表現するのがちょっと苦手なおっちゃんが、おにいちゃんヘルパーに、話しかけてる姿を見てびっくり。そのにいちゃん、基本優しいので、サービスをやりすぎてしまう傾向があるので、本人にできることはしてもらってね、とお願いしたら、一緒にしている姿を見かけるようになる。またその時、ケースの顔が非常にうれしそう。「相性がいいんだ」と感心。この二人、去年の秋の日帰り旅行に参加。ろくろを回しながら、楽しそうにしている二人の写真が、パチっと一枚ありました。自分の気持ちを表現するのが苦手だって思ってたけど、勘違いかもしれない…なんて思い始めた。

人 対 人 の仕事って、こんなん言ったら身も蓋もないけど、相性ってありますよね。それも、実力のうちのひとつかもしれない。

くえ・くえ・くえ

 一日中ゲームばっかりやって、部屋に引きこもっているケースがいる。

昔は、手話を少し習いに行ったり、一人でスポーツを見にいったり、卓球したいなと言ったり、温泉旅行にもいったり、一緒に手びねりで陶器をつくりに行ったこともあった。けど、最近は  さっぱり、やりたいことが見つからない。

毎週、精神科の受診で、「今週は何をしてたの?」ときくと、「ゲーム以外、何もしてない」と即答する姿をみながら、継続的にやりたいものが見つかるのが一番いいんだろうけど、なかなかそうもいかない。主治医からも「天気いいから、どこか行ってきたら?」と言われるも、なかなか足が重い。

こういう困ったときは、「何かおいしいもの食べに行かない?」というところから話はじまる。そしたら、ケースが、「昔、快速電車で敦賀まで行って降りて入った駅前の食堂、魚がおいしかったな…」と発言したので。魚。どうせ食べに行くのなら、旬のものでしょうと。それも、引きこもっている分、少し小銭がたまっているので、近所ではなくて現場まで行っておいしいものを食べようと。

春か、          やっぱり桜鯛でしょう。

で、次の受診のときに、「和歌山で食べる桜鯛はどう?」って  が声をかけると、
ケースから「和歌山に行くなら、近大クエが食べたいな、それも鍋で」とリクエスト、
鍋は冬だろうって思いながら、ネットでいろいろ調べた。予算1~1.5万円、交通費が特急料金も入れて1万円+タクシー代、2~3万円の予算でクエを食べに行くか!!

今日、ケースのお宅を訪問して、民宿やお食事処で、今の時期、まだクエ鍋を食べさせてもらうところを見繕って、プリントアウトして持って行った。ケースから、  が一番気に入っているお店は?ときかれ、お店のHPのトップ画面に、活きのよいクエをアピールするために、クエのエラや内臓がグロテスクに写真で写っている民宿、一押しと答える。それにたいして、ケースから、  眼の付け所がいつも微妙にずれてておかしいよ、と言われる。

いずれにしても、どのお店に行くのか、次回の受診日、金曜日まで決めてくださいと。

クエ・くえ・九絵 う~ん楽しみ。 このケースの食べ物の好み、すごく  に近いので、これからも年に2,3回は、旬のものを食べるためだけに、日帰りで企画をしたいと思います。

食べに行った、グロテスクな内臓の写真付きで、、ブログにアップしたいと思います。

さいこうのほめことば。

 最近、ケースのことではなくて、その周辺でかかわっている人たちのことで、嫌だなって思うことがありました。あまりにも、不愉快で、虫唾が走るので、その人たちに、苦言を呈した。もちろん苦言を呈しても、前提が違いすぎて、相手がわかるわけではないので、人間関係をややこしくするだけの「無駄な」ことをしているとも言われます。

でも、ちょー 不愉快だ

①「一生懸命ケースのことを考えているのに…」っていう人
ヘルパーでも訪看でも、それ以外の職種でも、ケースとかかわるんだから、ケースのこと考えて当たり前じゃないの?また、こちらが一生懸命かかわったら、その見返りないといけないのか?ケースから感謝の言葉をかけられたらいいの?ケースが自分の言うことをきいたらいいの?

結局、それ「自分」のために一生懸命じゃないの?  感情的に怒ってましたけど

②自分を偉く見せるために、かかわっている社会資源を利用する人

自分より(社会的階級において)立場の上の人、例えば、医者、弁護士、役所のえらい人など、を利用する支援者。その支援者、偉い人の前では、「先生のおかげで」とよいしょに近い態度で接してます。それで、もちろんケースのために利用しようと思うのなら、まだ話はわかるんです。そうじゃなくて、えらい人のいないところで、それもケースとあんまり関係ないところで、「先生気難しいから、僕は先生のこと知ってるから、いろいろおしえてあげるよ」的な発言をする。

結局、人の権力で自分も偉くなりたいの?  全く  の意図わからず。

ほめられたい、いい評価をされたい、って他者との関係ばっかり気にする人が増えたなって思いました。これだけ「ほめられたい」症候群の人がいるのなら、「ほめて」おけば、簡単に支配・コントロールされちゃうんじゃないかと、不安になるくらい。

そんなに「ほめられたい」と思うなら、最高の褒め言葉は、ケースが少しでもよくなったり、少しでもうれしそうだったり、少しでも満足した顔をみせてくれたり、それだけでいいんじゃないかなと思うんですけど。。。 あきませんか。

うれしいきもちきょうゆうちゅう。

 今日の朝から、ケースがヘルパーさんをお供に連れて、鹿児島まで里帰りしている。もちろん、アポなし。理由は、25年くらい音信不通で、連絡先もわからないため。昨日は桜島が  して、大阪出発する時は雨が結構降ってて、きっと、田舎に久方振りに帰る祝砲ということでと、朝話をした。

この地域で暮らしているおやっさんたち、高度成長期の時に、中学校卒業して「金の卵」なんてもてはやされて働き続けた人、バブルの頃、仕事を求めて釜ヶ崎に流れ着いた人、いろいろいるけど、家族と連絡とってない人が多い。

で、私は、せっせと、鹿児島中央駅までの新幹線  の切符をとり、鹿児島中央駅の近所のホテルを翌日の朝食をつけてとったのみ。あとは、全部、自由行動だ!田舎に帰ったら、ケース、ちょっと物忘れあるけど、何とかなるだろう…。レッツ、アポナシサトガエリ。一泊だけだ、なんとかなるよ、きっと。

で、ヘルパーの責任者のところに、お供をしているヘルパーから、途中経過報告の連絡が 

タクシーを1日貸切にして、記憶を辿りながら、実家の近所をグルグルしていたら、第1村人発見!お母さんのお兄さんのお嫁さん。すごーい。奇跡だ!!で、今年95歳になる母ちゃんと会えたそうです。母ちゃんの記憶は、25年前、お酒を飲んで喧嘩別れしているところでとまっていたそうです。

今は、お酒をやめる治療をして、4年くらい断酒してます。お酒やめてたら、こういうこともあるんですよね。

妹が、実は大阪にいるということもわかって、近くにいるんだ…。

お供のヘルパーさんに、写真    いっぱい撮ってきてねと。

また、ケースにかかわっている人たちに、報告メールを送ったところ、「お〜」とか「すごい」とか即レスが。みんなで、うれしい気持ち    共有中。

しえんつきじゅうたくしんぽのほうこく②

 先週の日曜日参加した、シンポジウムの報告の続きです。

シンポジウムの発言者の中には、
元厚生労働省社会・援護局長から、来年度からはじまる“生活困窮者自立支援法”の話や、今回改定される生活保護住宅扶助費の話がでました。
【生活支援】の財源を、生活保護費の住宅費から捻出している団体もあるので、住宅扶助の減額は死活問題でもありますから。

その次の報告は、全国の【生活支援】を行っていると思われる団体に郵送で送ったアンケート調査の結果と具体的に現地に赴いて聞き取り調査を行った13団体の報告でした。アンケート調査から、精神科の疾患を抱えているケースが多く(全体の約7割の団体がかかわっています)、精神科医療機関との連携を行っているところが多い(全体の約6割)ということがわかりました。

その後は、大学で住宅を専門に研究している教授から、また東京都のセンターで認知症の研究に取り組んでいる精神科医から報告がありました。

最後に、大学で福祉政策論を専攻している教授から、今取り組んでいることは、高齢者の住まい・生活というだけではなく、ふるさとの会が取り組んでいる、支援をされている若者が支援する側にまわる(【生活支援】労働)も含めて、①主体の再生、②生活空間の再生、③公の再生 という3つの再生の意味を含むと説明されています。

大阪では考えられないくらいの、大学でもいろんな分野の専門家、精神科医など様々な人たちが参加しての議論でした。あまりにも情報量が多すぎて、 いっぱいいっぱいになってましたけど。

ただ、考えれば考えるほど課題はいっぱい。以下3つばかし。

 【生活支援】って、いろいろな地域で、いろいろなことが行われていますが、オーソライズしていく必要性はある。
 財源として、ふるさとの会は、部屋を管理することと【生活支援】もセットで、家主さんからお金をもらうモデルを検討しています。もちろん、家賃扶助のような公的な部分だけに頼っていては…と思う部分ですが、ふるさとの会とは別のモデルも考えたいなと思います。
 【生活支援】労働についている若者は、現在、生活保護+生活支援労働の対価で生活していますが、この生活支援労働と一般労働との壁は大きくなり、生活支援労働から先の労働をどう考えていくかという課題が残ります。

毎日現場に追われているので、一ヶ月に一度くらい、東京で、自分のしていることを少しでも整理できる時間をもたないと、と思って東京のふるさとの会のシンポジウムにお邪魔してます。たまには、真面目な報告も 
プロフィール

困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR