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おわかれ。

今日、このブログでも過去に登場した、癌のケースの大手術を執刀してもらった元部長先生の最後の受診に、ケースと一緒に行ってきた。
最後というのは、部長 → 大学病院勤務になったので週一回外来に来る(元部長) → 大学病院に全面移動、という理由から。

この季節、いろんなところで異動があるので、「おわかれ」をしなければならない場面に遭遇する。

10時間以上におよぶ癌の手術をして、もうすぐ2年、手術する前に、本人、不安になりアルコールを飲んで、約束していたときに一度手術ができず、主治医の元部長先生にもだいぶ心配していただき、一緒に怒られたこと、手術が無事成功して一緒に喜んでくれたこと、いろんなことを思い出します。

元部長先生にしても、西成のこと、うちのこと、うちのやっている支援など、「家族でないのに?」「ヘルパーでもないんでしょ?」など最初は、ケースに対しどの立場でかかわっているのか、よくわからず、 ということもあったけど、今でも不思議な関係性なのかもしれませんが、「まず、5年は経過をみないといけないから、まだ3年あるけど、一緒に来てください」と。

ケースに対しても「まだ、まだ、通院続くけど、いろいろあったけど、ここまでよくなってよかったよ」と。

目の前にいる患者さんに対して、治療をして、経過をみて、心配して、お酒飲んだときは   て明らかにムッとした顔もされ、怒られ、調子がいいときは、 にこにこして、本当に、感情がすぐ顔にでる、ええ先生でした。なんか、部長先生っておじいちゃんを想像するかもしれないですが、40代後半くらいの若い先生でした。

ケースからも「ほんまに、ありがとう。おわかれやな」と。

わかればあれば、であいがあると思いながら、一礼をしてきました。春ですね 
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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