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ひつようあく。

 今日大阪は寒かった。日が沈むとさらに寒い。心も寒く、やさぐれる。 

突然ですが、世の中には、いろんな「必要悪」ってあると思うんです。
最近、そんなことを考えることが、何度かあったのでちょとボヤキ。

それこそ、「必要悪」は【暗黙の了解】で存在しているわけです。それも、すぐ横に。

みんなが、見て見ぬ振りをして、自分には関係ないことって片づけてきたことの中に、「必要悪」って存在していることが多いんじゃないかと思ってます。それも、すぐ横に。

「必要悪」って言葉の意味を、ネットで調べると、コトバンクでは、“よくないことではあるが、組織や社会などにとって、やむをえず必要とされること。”と説明されてます。

例えば、釜ヶ崎って街も、労働力をプールする街、日雇労働者の街、その人たちの仕事がなくなったときはホームレスの街、現在は生活保護受給者の街、その姿はかわるけど、「必要悪」としてつくられたのに、この街を解体しようとする力が働いています。

この地域で生活している人たちを、「必要悪」とわかりながら、この街に囲って生活させるようにさせたのに。

同じことが、ダルク(DARC)でも言える。ダルクって、覚醒剤、有機溶剤(シンナー等)、市販薬、その他の薬物から解放されるためのプログラムを持つ民間の薬物依存症リハビリ施設だけど、リハビリ施設である反面、薬物依存症者を見える形で集める「必要悪」って意味も、市民は持ってるんじゃないのかな。

他にも、毎日の生活の中には、「必要悪」がいっぱい存在している。それを、白か黒か、はっきりさせようとしたり、白日の下にさらそうとしたり、するヤカラがいる。それを「正しい」こととか「正義」とか思って。

傲慢だ! 

「必要悪」をなくすことで、どのようなリスクがあるか、考えてほしいと思った。

しょうせつよりきなり。

先週の月曜日、知り合いと二人で、落語  を見に行った。
仕事ばっかりしているので、気分転換にどう? ってな感じで。

で、結構、有名な人が出るので、楽しみにして行ったのですが、
会場が暗くなったら、だんだん眠くなり、落語の内容に集中できない。
昔、落語みた時、こんなことなかったのに…     楽しめない   

私が疲れているせいか、落語が面白くなかったのか、
おおとりの、桂文枝は、さすがって  感じで、目が覚めましたけど。

なんで、落語がこんなに面白くないのか…、ぶつぶつ考えた結果、自分が一番納得できた理由が一つあった。

それは、落語の世界で話をされる内容よりも、今、 が日常的に経験していること、いろんな人たちとかかわり、一喜一憂していることの方が、楽しくて刺激的だということなのです    

事実は小説より奇なり。
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