じぶんのたちいち。

すごい褥瘡ができてケアマネさんから依頼が来るケース、ターミナルのケース、神経科的な疾患でリハビリを必要とする人、いろいろです。これらの内容は、指示内容にある程度【枠】があるし、短い期間で、変化が見られることもある。
こういうケース得意ですというスタッフいます。
その一方で、精神科医から指示書をもらっているケースは、地域で安定して生活していくために、どのような内容の支援がいるのか、それをスタッフが組み立てていかなければならない。こういう自分で考えて組み立てるの得意なスタッフもいる。
精神科が得意なスタッフは、短期間でケースをみたら、あんまり変化が見られないこともよくしっている。未治療期間が長かったケースも多いので、【回復】するってどれくらい時間がかかるのか想像できない。で、ときどき、あまりの変化のなさに、どうしたらいいんだろうって悩んでいる姿をみます。
そういうとき、

『最初かかわりだして、5年経っているケースなんか、すごくかわったなって。最初は、精神科未治療でえらいことなってて、治療がスタートしたけど、陰性症状でまったく何もできなくて、どろどろで寝ていた人が、週2回も風呂入ってるって、すごい!と思うよ』って。そのケースと長いお付き合いをしてきたので、いえるのですが、うちの訪問看護部隊に対して、

で、追加で、

もちろん、一生お付き合いというのは、精神科のケースだけではないんですけどね。
訪問看護スタッフも含め、うちの組織の中には、みんな、いろんな形でケースとかかわっています。自分の立ち居地がどこなのか、自覚をしながら、それぞれが役割を担っております。