とうにょうびょうで。

2年くらい前から、糖尿病になって、服薬はしているものの、仕事して汗をかくからと、どんなに言ってもジュースを飲み、採血をすると、血糖値が400以上、HbA1cが10を超えている。イライラするからジュースを飲み続けるといいます。
「糖尿病がひどくなって入院になったら、仕事やめれるから、うれしい」なんて不謹慎な発言もしておりました。そのときは、カンカンに怒りました。自分の体や今の生活を大事にできないなら、誰にもかかわってもらわず、一人で生きればいいと。
糖尿病って、自覚症状が出るころには、えらいことになっているので、自覚症状がほとんどない。一つだけあるとしたら、喉が渇くくらいです。
生活費も1500円しか渡してないけど…。ちょっとしたことでイライラして、飲食するか、パチンコで散財するかのどちらか。最初の頃は、保護費の振り込まれる銀行のカードをつくって、お金をおろして行方不明に。また、給料手渡しにしておいて、もらって行方不明に。いろいろありました。でも、一ヶ月くらいしたら、戻ってきます。
そんなケースに対して、糖尿病という病気の自覚ってどうしたらいいんだろう…、と。
自分でコントロールはなかなか難しいので、生活保護のケースワーカーも入ってもらって話をしなければなりません。病気がすすむとどれだけ怖いことになるかという知識もいると思うのですが、それだけでは、なかなか「自覚」って生まれてこないんですよね。
このまま、糖尿病と向き合わないのであれば、今の生活を維持できないということを身をもってわかってもらわないといけないかなと。
具体的には、まずジュースをやめてもらう。それができないなら、食事について、家で配食弁当にするか。もしくは、施設に入所して生活全般を見直すか。
自分でできないのなら、いろんな人たちと相談して、手伝ってもらって、今よりもはるかに息苦しい生活が待っているし、体験してもらわないといけないと思っています。