
訪問看護って、介護保険を利用している人に対しては、訪問看護の利用の仕方が固まってる場合が多いような気がします。特に、ケアマネやヘルパーの人たち、イメージが、ガチガチに固定している場合が多い。
最近、あるケアマネージャと話をしていて、訪看に対して、えらく固定した利用の仕方してるんだと思いました。「介護保険で利用している人は、介護保険の枠で訪看をするので、週1回だけきてもらって、1週間に一回の服薬管理とか、バイタルチェックとか …」と話をするので、思わず、

「えっ!」と。もっと、訪問看護って自由に使える
組み合わせがあるのに…と思って、今お試しをしているところです。もちろん指示書を書いてもらう主治医と相談して。
退院してきたところで、病院と地域ってやっぱり違うと思うんです。で、退院当初の生活の枠組みを、ヘルパーだけでなく訪看も入って一緒に考えよう。それと、介護度をあげなくてすむように、オムツだったのをリハパンに、できたらトイレもなんとかいけるようにしたいなとトイレトレーニング中。で、医療で訪問看護もサービス入って、ディサービスも週2回行って。退院して3週間経ち、入院中のときを思い出せないくらい、無茶苦茶元気になってます。
他にも訪問看護の
組み合わせを考えると、褥瘡がある人、点滴が必要な人、胃ろうのある人などは、介護保険で日常生活してもらい、医療的な部分は訪看でカバーは当たり前。ただ、日常生活そこまで大変じゃないけど、心疾患などを抱えていてバイタルチェックはいるかなという、一人暮らしをしているじいちゃんがいます。
ヘルパーを利用していると、できることもやりすぎてしまう場合が時々あります。ヘルパーさん来てくれたら、思わず頼んじゃうって誰でもあるかもしれない。ましてや、男で一人暮らしなら、女性のヘルパーが来ると思わず頼んじゃいますよね。仕方ないと思うのですが、やっぱり、自分でできることは自分でやってほしいと思う。そこで、介護保険と訪問看護を
組み合わせて、介護保険で在宅のサービス(ヘルパー)は入れないでという人がいます。
介護保険でできるサービス、例えば、短時間のディサービスを利用して、そこでゆっくり入浴と食事をとり、いつもと違う人たちと話をする時間を持ってもらいます。また、部屋の訪問が訪問看護が行って、バイタルのチェックと、一緒にできることをやっていく。
いずれにしても、かかわった最初の状態より、少しでもよくなるために、訪問看護部隊はいろんな
組み合わせの中で動いています。