うごきだす。










さて、まじめに。
朝4時から何をしていたか、ケースに頼まれた仕事をして、訪問看護の記録を読んでました。訪問看護の記録を読んでいて、いろいろ思うのですが、その感想などをつれづれなるままに。
昨日、10年ちかくかかわっていたケースが亡くなりました。71歳だったのですが、みなさんからしたら若くて亡くなったと思うかもしれませんが、よく71歳まで生きられたというのが

最期、病院から「家に帰れなかったら飛び降りる」とだいぶ強引に退院してきて、自室で亡くなられました。好きなDVD「組長最後の日」をつけたまま。もちろん、訪問看護のサービスが入り、内科医が往診してくれて、ヘルパーサービスがあったおかげで地域で亡くなることができました。訪看ステーションを立ち上げたからこそできた動きなのかもしれません。
他にも5年以上かかわってますが、最近、訪問看護が入りだして、今まで何もすることなく部屋でじっとしていたケースが、一緒におでかけするようになり、1週間に一回のサービスを楽しみにしてくれ、週1回作業所にお試しでいくようになり、歯がないから人と話すの恥ずかしいから入歯つくりたいねんと、動き出してます。
訪問看護を入れるまでの5年間、生活保護を申請、その日の食べたり、寝たりするのに困ることはなくなりましたが、それだけのことしかできてなかったんだと反省。なかなか、一人で何かしようというのは、誰でも難しい。後ろから少し押すだけで、これだけ動き出す力はあるんですよね。
訪問看護ステーションを立ち上げて、すでに1年が過ぎ、スタッフも増え、いろんな形でケースにもうれしい変化が見えるなと思いながら、訪問看護の記録をよんでます。 訪問看護のスタッフ、訪問看護に協力していただいているみなさんに感謝
