かわいそうだから。。。

今後どういう生活をするのが、本人にとって、一番いいのかを話し合う会議。
足の動きが悪くなってからは、ずっと車イスに座っていることが多く、寝る時もベットに座らず車イスに座っているので、浮腫がひどい。本人、車イスからベットに自力で移乗はできるので、夜はベットで寝ないと と声をかけるも、車イス。ヘビースモーカーでタバコの灰は落とす、すったマッチをそこらにポイ、焦げあとだらけ。自分もタバコの火で火傷しても、絶対タバコをやめるつもりはない。この暑いなか、ジャンバーを着てうろうろ。困ったら、アパートの廊下で大きな声をだして、人を呼ぶ。それも深夜。もともと難聴はあったけど、頭部をうってから、少し認知もすすんだかな…という感じ。
すごい状況なのはわかってます。このままではいけないことも。
生活費1日1500円の中でヘルパーさんもやりくりして、ヘルパー空いてる時間にも顔をのぞきに行ってくれてる。でも、単身での今の地域の生活は限界かな…と話をしていると、管理人のおっちゃんが「本人に金持たせてやれや。かわいそうやから。弁当買ったり、タバコ買ったりしてるやろ。困らんくらい金持たせろや。あんたらかわいそうなことしてるんや」。
ヘルパーが食事もタバコも買ってる。管理人さんも知ってるのに。。。
もともと、お金、生活費以外に持ってたけど、身体が不自由でお金盗られたりするので、どうしようという話をして、今は必要最小限にした。それと、人にお金を渡して、「頼みごと」をしていた。その「頼みごと」がエスカレートして、深夜であっても、お金で「頼みごと」をするようになったので、ストップをしていた。
かわいそうだから。。。で?
支援の足並みがそろわないと、その弱い部分にのっかかっていくのは当たり前。
生活支援をしていくなかで、できること、できないことはある。その中で、今の生活で困っていることを少しでも減らせるように、どういう生活をしていくのか、考えていく以外ないと思っている。「かわいそうだから…」では何もすすまない。