おしょうがつらしいこと。

で、部屋で生活している爺さまたちのところを、年末のご挨拶がてらうろうろ。
まず、季節感を出すために、干支の置物を持って行ったら、「これ食べれるんか?」

「それ、絶対食べれないから。来年の干支はサルだから、干支の置物だよ」と、手の届かないところに飾ってます。
毎年、年末「来るの遅い!」と言われながら、お世話になっているサポーティブハウスで食べさせていただいている年越そば。

あと、今日配った、リッチなおせち。おせちを選ぶとき、このケースと一緒に「よっしゃ!一ヶ月分の食費代だけど、おいしそうだからこれにしよう!」と。



おせち運んだら、ケースに頼んで、全部見せてよ…と記念写真とりました。うまそう。
他のケースのところにも行ったのですが、そのケースは歯が悪くて固いものが食べれません。おせち料理って結構固いもの多いんですよね。で、そのケースが「お正月らしいことしてないな…」というので、「ポチ袋持ってくるからお年玉くれる?」と言ったら、「いくつになるねん」と言われたので、「私が1歳のとき30歳だから、お年玉はもらってもいいでしょう」というと大笑い。「1歳には見えないよ」と。「お年玉誰かにあげるのお正月らしくない?」というと、もっと大笑いされました。今年の夏、体調をこわし、気弱になり訪問看護のサービスを入れた爺さん、部屋で一人で寝ていることが多いので、なかなか人と話をする機会が減ってしまい、こういうバカ話もする相手がいないと言う話をされてました。
寒い中、外で野宿している人にも、部屋で一人で過ごす人にも、どんな人にもお正月は来るのです。年賀状がまだ100枚以上残っている
