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ゆきおんな。

 今週前半、事務所の中が、「吹雪く  」時間帯がありました。

 が雪女になって、口から冷気をだし、事務所の中の空気を凍てつかせてたのですが、その時間帯、事務所の中にいたスタッフもケースも、事務所の外から入ってきたスタッフもケースも大変だったと思います。

今日、その時間帯に事務所に入ってきたケースから「何かあったの?」と。

そう、事務所の中が「吹雪  」いてた。雪女のおかげ。

「吹雪  」いた理由ですか、精神の疾患をかかえたケースの状態が非常に悪くなり、自分の調子が悪いことさえ判断できないくらいで、主治医から「入院が必要」と言われ、診察場面では「はい」と返事していたのに、「入院はいやだ」と事務所で言ってたので、雪女が現れ、事務所の中が「吹雪  」いたわけです。

雪女は、ケースがイヤだと思うことでも、必要なこと、今回は入院ですけど、それをしないことには先にすすまない場合、先にすすめるために、ケースを凍らせて、病院まで連れていかないといけないこともあります。本人の望まないことだとしても、ね。必要なこと、支援している中ではそういうこといっぱいあります。

めしたき。

 最近、日々、飯炊きに追われています。

飯炊きと言っても、お粥なのですが、食がほそくなったケース、最近退院してきたケースなど、なんとか食べてもらいたい爺さんが今2人、配食のお粥やレトルトのお粥、やっぱりおいしくない。いいお米でじっくり焚いたお粥、  が食べても「うまい!」と思うものを、食べてもらいたい。

高齢で身体が不自由になるなか、ヘルパーさんや訪看と一緒に、少しでもおいしくごはんを食べてもらうため、食事だけではなく、体のことも気にかけています。

 のできることは非常に限られており、お米を吟味しながらお粥を焚く日々です。

仕事以外の時間でも、スーパーや百貨店などに行き、少量でもいいので、おいしそうなものを見つけたら、これどうかな?と購入してみる。自分でケースのところに持っていったり、ヘルパーさんに持っていってもらったりして、食べてもらっている様子をおしえてもらったり、食べた感想を本人からきいて、少しでも楽しく、おいしいものを食べてもらいたいと思っています。

日々、いろんな場面でケースのことを思い出します。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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