やみのなか。

支援することは、まず、精神科の治療をしっかりすることになる。治療は、今までの生い立ちも含め、今の厳しい、どうすることもできない現実を直視することになる。耐えられない現実と向き合うことは、もしかしたら、今以上に悪くなる、最悪亡くなるのではないかという不安にかられている。
治療するのにそんなことあるの?と思われるかもしれないけれど、この地域で支援していると、そのくらい、抜け出せない深くて暗い闇の中をさまよっているケースがいる。
そのケースの闇に、

そういうときって、「支援はできないんだよ」って自分でもわかっている。でも、それでいいんだろうかと、差し出された手を見て思う。助けてと出された手を握れないでいる。
もちろん精神科医に相談だけど…。どうしたらいいのか、悩ましい。