ふかくておおきなみぞ。


まだまだ治療の途中だが、「退院後の生活の場」をどうするかという会議であった。なぜ、このタイミングだったのか?と思う部分は多かったが、今回のケース会議の目的の裏には、病棟で「問題ケース」とされる、うちの訪看でサービスしている人が続いているので、病棟看護師が先手を打った、代理戦争的な意味があったのではないかと思っている。
あまりにも、内容がひどすぎてびっくりして、いろいろ口をはさんでしまった。病院の建て替えとか西成特区構想とか、いろいろ言われているが、これがこの地域の病院のレベルなんだとも思った。釜ヶ崎という、独特の地域にある病院、



今回、会議で集まったメンバー、病棟看護師と主治医以外は、「え?施設?」とみんな思っていた。もちろん、爺さんの意思が一番ではあるが、爺さんがこの地域から離れた施設で、それも最期を施設で過ごすことが、しあわせなのか?と思ってしまった。
自分の親のときも、同じこと言えるんか?
何を一番大事にするのか、深くて大きな溝 を感じた。