
最近、かかわっているケース、いろんな形で社会と繋がりをつくっている。一番わかりやすいのは「仕事」。「仕事」と言っても、給料をもらう「仕事」から、工賃をもらう「仕事」まで、その内容は様々です。
野宿するくらい大変な時期をすごし、生活保護を活用しながら、治療などもし、生活が落ち着いてきたら、「何かしたいな

」って思うのはあたりまえです。
釜ヶ崎で相談支援をしてきて、野宿から脱け出すことだけをやっていた15年くらい前が懐かしい。当時、今のような障害者の就労制度もなかったし、活用できる社会資源もあんまりなかったし、隔世の感はあります。
で、今日も、昔でいうところの作業所(今は、障害者サービスの「就労継続B型」っていうんですが)に、ケースと一緒に行ってきた。そのケース見学のときは機嫌よく見に行ってくれたのですが、実際やっている作業をみて、すごく不安になり、自分にはできないと思い込み、「もう、行かない!」って言ってた。そこで、

「食わず嫌いは、あかんで

」ということで、まず、4回お試しで行ってみて、それでも、作業できないってなったら他のところを探すということで、一緒に行った。

も一緒にラジオ体操と朝礼、少しだけ作業もさせてもらた。
その作業所、すでに

が支援しているケースが、朝から2人参加している。
今日、はじめて、お試しで参加するケースと、アパートの玄関で待ち合わせをしていたら、以前からその作業所に行っている、ひぽで支援している仲間が、「一緒に行こうか」と声をかけてくれた。また、作業所に行ったら、別のひぽで支援している仲間が「こっち座りや」と言ってくれた。
事務所に来たり、受診同行したときの顔は知っていたけど、作業所での仲間の顔をみるのはマレで、他の仲間にも気をつかって一緒に作業している姿に感動

しました。生活が落ち着いて、社会と繋がる、社会の中での自分の立ち位置があるって、こんなに

すばらしいんだって。そろぞれ各人ができる範囲で、「仕事」を探して、やりがいを感じてくれたら、いいな。
かかわっているケース、「仕事」行ってる人増えたな…と思う、今日この頃でした。