
この2週間で10年以上かかわってきたケースが二人亡くなりました。
70代と80代、釜ヶ崎という地域では長生きなんですけど、地域でヘルパーや訪看やいろんな人たちに可愛がってもらい、地域でやれることはやったかなって

自身は思っています。
誤嚥したり、熱発が続いたり、すごい頻度で喀痰吸引が必要になり、地域では厳しいかなということで、元気なときからお世話になっていた精神科の先生の勤務する病院で最期を過ごしてもらいました。精神科の先生とのお付き合いも10年以上になるので、ケースにとっては一番安心できる病院ってことになります。病院の看護師さんや他のスタッフの方も、よくよくこちらの気持ちを汲んでくれて、いつお見舞いに行っても機嫌よくすごしてました。
お葬式も、悲しい感じではなく、元気なときはこんな人だったとか、ヘルパーさんにこんなことしてたとか。いろんな人たちにかかわってもらってよかったねと。笑顔で「おつかれさん」とわいわい送り出しを。終わりよければすべてよしです。