
今日、2ヵ月半ぶりにカットに行った。いつも行ってる店で2年以上同じ人を指名している。この人を指名する理由は、あまり何も言わなくても

の気にいったカットをしてくれる。自分のイメージからカットしてくれて、「もんちっちカット」と呼んでます。美容師さんのイメージは、

宝塚歌劇団で出てきそうな盛り具合ですけど。
カットしているときも、

楽しくない会話をしたくないので、黙って寝ているふりをしていること多かったんですが、彼女

の時は違います。仕事内容の話もするし、親の話もお互いする。自分の親が亡くなったときも話をして、彼女

の父親の話もきいて。
今日、父親が大病をかかえていて、在宅で最期をと、彼女

の母が主たる介護者で、彼女

も休みのときは介助しているという話になりました。往診や訪問看護、ディにも行ったり、活用できる社会資源を利用しているけど、直接、なかなかききにくいんで、きいてもいい?と言われ、カットしながらいろいろ話をしました。
入院中に床ズレができて、帰ってきて、食事量増やすために、お母さんが手料理をつくりミキサーにかけていると。お父さんのことで腹がたったら娘のところに電話をかけてきて、その話をきいてあげる娘。お互いがお互いをおもえる、すてきな家族です。
話をききながら、

からは、「困ったら、家に来ている専門家にきいたらいいし、相談したらいいと思うよ。でも、お父さん、何も言わなくても、もしかしたら何も言えないかもしれないけど、身体がお母さんや娘の愛をわかってるよ。幸せな最期を迎えれそうですね」というと、お母さんに電話すると言ってました。

からも、「カットしてくれて、あと、やる気を少しくれて、ありがとう」とお礼を言った。
この仕事をしてて、仕事の場面だけではなく、人として…、と思える一日でした。