
ネットのニュースで、社会学者(女性学)で東大名誉教授の上野千鶴子さんの東大入学式の祝辞(
平成31年度東京大学学部入学式祝辞)が載っていた。上野千鶴子さんは、「おひとりさまの…」というタイトルで本をいっぱいだして、あまりにも有名で、女性学にあまり興味のない

でも知っている。
ネットニュースの記事をみて、東大の新入生とは月とすっぽんくらい、頭も立場も違う

自分の今の立場でも考えさせられるコメントがありました。最近のはやりのいいかたでいうと“インスパイア”って言うんですかね。
「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください」きっと、「社会」ってこういう意味なんでしょうけど、最近「個」ばっかり注目されて、こういうこと言ってくれる人減ったな~って。社会学者っぽく、「階級」「階層」にもさくっと触れながら。
「大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています」 きっと「大学」以外でも、働いている現場でも「知る」ことは、こういうことなんだって思います。日々の業務の中で、新しい発見は日々あるもんです。
日々の業務の中で、流される自分に対して、立ち止まり、少し気分が

奮い立ったかな

と思います。