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かえってきてくれた!

先週、猫を飼っているご主人さまが、病院から退院してきました。3か月弱の長い入院。訪看のスタッフ と  せっせと世話をしていました。

    なお

帰ってきて、一服しての写真です。        帰ってきてくれた!と至福の時間です。

飼い主さんをじっとみながら甘えてる姿を  みながら、飼い主さんに、もう入院しなくてもいいように、生活リズムが崩れないように、一緒に頑張っていこうねと話をしてます。

70歳をすぎて、どうしても部屋で一人でいたら、以前のように活動する気力もさがり、耳も遠くなり、布団の上で横になって寝てしまうので、午前中はいろんな病院に行って、午後からは作業所に2時間行って、夕方はヘルパーさんや訪看がお邪魔して、家事を一緒にして、規則的な生活をと。

飼い主さん、もう入院しないでね        と背中が訴えてるよと  が言うと笑ってました。

自分のためにも、大事なナオのためにも、いろんな人たちが生活を支えていけたらと思います。

あたりまえ? そうなの。。。

 この前、あるケアマネさんと話をしていて、そこの事業所さん、訪問看護ステーションもヘルパー事業所ももっているところなのですが、訪問看護ステーションのスタッフ=看護師と議論をかわしているという話がでました。

話をしている内容は、生活支援の部分について。

訪問看護ステーションのスタッフが部屋に行ったとき、服薬とバイタル、看護師がすることはするけど、行った部屋がすごいことになっていても、部屋の片づけはヘルパーの仕事は自分はしない、【看護師】はヘルパーよりも医療的な部分で専門職だから、しません、「ヘルパーが掃除するのが、当たり前でしょ!」となったとケアマネさんからきく。

ケアマネさんから「当たり前?そうなの。。。」と。

もちろん、部屋の掃除はヘルパーの仕事かもしれないけど、その状況で、利用者がよくなるわけではないので、部屋の片づけもして、その部屋の状況をヘルパーやケアマネ、相談支援事業所に連絡して、みんなでその人の生活をよくするためにどうしていこうか、と考えてこそなんですが…と。ぼくの考え方へんですかね。シンプルな考え方だと思うんですけどと。  もそう思いますと。

いんすぱいあ。

 ネットのニュースで、社会学者(女性学)で東大名誉教授の上野千鶴子さんの東大入学式の祝辞(平成31年度東京大学学部入学式祝辞)が載っていた。上野千鶴子さんは、「おひとりさまの…」というタイトルで本をいっぱいだして、あまりにも有名で、女性学にあまり興味のない  でも知っている。

ネットニュースの記事をみて、東大の新入生とは月とすっぽんくらい、頭も立場も違う  自分の今の立場でも考えさせられるコメントがありました。最近のはやりのいいかたでいうと“インスパイア”って言うんですかね。

「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください」
きっと、「社会」ってこういう意味なんでしょうけど、最近「個」ばっかり注目されて、こういうこと言ってくれる人減ったな~って。社会学者っぽく、「階級」「階層」にもさくっと触れながら。

「大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています」 
きっと「大学」以外でも、働いている現場でも「知る」ことは、こういうことなんだって思います。日々の業務の中で、新しい発見は日々あるもんです。

日々の業務の中で、流される自分に対して、立ち止まり、少し気分が    奮い立ったかな     と思います。

まってるよ。

 訪看入っているケースで単身の男性、部屋で猫を飼っています。ただ、精神的にしんどくなって入院を結構してます。入院中いつも一匹で部屋にいることになる 「なお」 。飼い主さんが、ダダ甘やかしているので、飼い主さんがいない部屋でやりたい放題しています。
   なお2019032411520000   なお2019040410220000
入院中の世話を約2ヵ月していると、最初は遠巻きにいてたのが、だんだん近づいてきて、さらに、肩に伸びきった爪をたてて、がりがりするので、「こら!なお!」と怒るくらいの距離まで近づくようになりました。

生き物なので、餌とおしっこやウンコの世話は、もちろんしなければいけません。ウンコ砂を片付けるときは、ポータブルトイレの掃除をしている気分で、今日も快便かどうか無意識にチェックしてしまう、  性(さが)です。

飼い主さんが帰ってくるまでに、もう少し、楽しく遊んで、したらあかんことしたら怒ってと思っています。

ペットを飼っているから入院できないとか、治療で困らないように、生活の様々な場面を支えています。

飼い主さん、今度外泊訓練して、もう少しで退院や!そしたらもっと遊んでもらえるよ、と声をかけると、       待ってるよと言わんばかりに、にゃ~と言ってます。

はじめてのせんきょ。

 明日は大阪では大きな選挙があります。特区構想の市民投票を何度もするために、大金つっこんで選挙をしようとする維新と、反維新の戦いです。

うちのかかわっているケース、はじめて選挙をする19歳の僕がいます。投票案内状が届いているのを渡したとき、前回は誕生日前で投票いけなかった、はじめての選挙だと、少し       。

西成の場合は、生活保護の課長級の人が出てきていることが多いので、近所の小学校に行ったら、丁寧に教えてくれるから、清き一票を投じておいでと 母親くらいの年齢の  声をかけています。今まで、毎日の生活が大変すぎて、選挙にまで気がまわなかったけど、今回は考えて投票にいけそうです。

若い人が政治に関心をもてる、社会になったらいいなと思います。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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