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いまのいえでせいかつを…

 最近よく思うこと  ―――
 
歳をとっても、今の家で生活し続けることができますか?

「年(ねんれい)って、どのような状況に置かれていても、どの立場の人でも
平等に、1年に1歳ずつ、とっていきます。

今の家で生活を続けていくには、いろんな条件をクリアしていかないといけない。

①金銭的な問題(働けなくなってからの経済的な担保はあるのか)
②人的な問題(誰が、もしくは、誰に、日常生活をささえてもらうか)
③社会的な問題(今の社会的状況で地域で生活し続けられるのか)

①の問題は、よっぽどお金もちとか、資産をもっている人以外は、
誰にでもある、「おかね  」の問題。

②の問題も、結婚しているから、妻や夫に、または子どもがいるから、子どもたちに
面倒をみてもらおうと思ってます?みてもらって当たり前なんて思ってないですよね。
結婚してない、子どもがいないとなったら、そうでなくても、
社会のサービスにゆだねる以外ないんじゃないかなとも思う。

③上の①と②を受けて、今の社会で、自分が年をとって、体不自由になったり、認知症になったとして、地域で生活できるんだろうか…。施設入所、いやだな…。一生入院、それもっといやだな…。今まで生活していた、コテコテの大阪から離れろって、それ、いちばんいやだな…、ぶつぶつ思う。けど、これが今の社会の現実かもしれない。
こういう仕事をしていると、特にそういうことを思う。

自分たちが年をとって、体が不自由になったときに、認知症がすすんで自分の家がわからなくなったとき、地域で生活するためのシステムづくりとして「 地域善隣事業クリックしたら高齢者住宅財団の説明がよめます) 」がすすめられています。

最近、東京に行ってその勉強会に参加させてもらったり、今度、10月13日に、東京のふるさとの会が開催するシンポジウム「 地域居住による生活困窮者支援  ( クリックしたらふるさとの会のシンポジウムのビラがよめます) 」などでは、東京と大阪の大都市だけではなく、地方もふくめて、状況の異なるいろいろな地域から参加する予定になってます。興味のある人は、いろいろ調べてみてください。

「歳をとっても、今の家で生活し続けること…」は、特別な誰かの特別な問題ではないと思うので。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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