わかれみち。

特に、【若年者】と言われる人たちに対しての支援についてあげることができる。
それは、釜ヶ崎(大阪市西成区)だけの話ではなくて、全国的な話としてなのだが。
おおきく二つとはどういう二つかというと、
①小さな政府
②大きな政府
という言葉に例えることができるのではないだろうか。
①小さな政府とは、
民間で過不足なく供給可能な財・サービスにおいて政府の関与を無くすことで、政府・行政の規模・権限を可能な限り小さくしようとする思想または政策(より少ない歳出と低い課税、低福祉-低負担-自己責任)
一方で
②大きな政府とは、
政府が市場に介入することで、財・サービスの再分配を行い、政府・行政の規模・権限を拡大しようとする思想または政策(高福祉、高負担、社会的義務などを元に、歳出の策定や高負担税率、巨大事業の国営化、企業活動に対する規制強化など)
簡単にいうと
① の場合、困窮している若年者に「住むところ」と「仕事」を提供することで、若者が困窮状態から脱け出す支援をするという考え方、
② の場合、困窮している若年者に「住むところ」と「仕事」を提供するにとどまらず、生活支援を行うことで、若者が困窮状態から脱け出す支援をするという考え方。
ここで、わかれみち。あなたは、どちらの支援にすすみますか?