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ぶーめらん。

 干支が一回りするくらい前に生活保護の申請をお手伝いして、その後は一人で生活していたケース、介護保険を利用して、癌の状態がよくないということで、うちの訪看が入っていた。

最初、訪看の責任者から、訪看の依頼を受けている人がいて…という話をきいたとき、そのケースの顔が浮かび、実際その人だった。

うちがかかわって、1ヶ月半で亡くなったが、病院に入院する2週間前、部屋にお風呂がなくて、出血がひどくなり銭湯にも行けないということで、事務所にシャワーをしにきたとき、訪看のサービスが終わって、さっぱりした  と事務所でくつろいでいるとき、  が横を通ったとき、ニヤッとしていた。  の顔をみながら、「あんたのとこか…」。

釜ヶ崎で、いろんな形で生活保護申請にかかわり、自力で生活していたが、体調が悪くなり、最期を看取る。。。

この地域で生活保護申請のお手伝いをすると、ブーメラン のようにケースがもどってくるパターン結構多い。いろんな人たちにかかわってもらって、もどってくる。この地域の訪問看護の役割ってそんな感じなんだろうと思う。

ケースを大事に思ってくれる看護師、スタッフにも感謝である。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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