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ふじょうりなし。

 最近、いろんな形の「不条理な死」に遭遇する。

 生活支援をしている事務所や訪問看護のある事務所は、全国できっと一番困窮者が多い街で、野宿している人たちが、この寒い時期にもかかわらず、たくさんいる。「大阪市西成区」とか「釜ヶ崎」で検索したら、いろんな言葉が出てくると思う。

西成労働福祉センターのシャッターが閉まって、そのまわりに野宿している人たちが何人もいて、食事を探している姿を、ここ1年よく見かけていた男性がいた。年齢はきっと50代くらいの中年、明らかに精神疾患を抱えている雰囲気ではあった。一時姿を見かけないときがあり、【救急車で搬送されて野宿から脱け出せたのかな】と思っていたら、髪の毛が短くなっていたが、変わらず、食事を探している男性を見かけた。精神疾患の治療をしないと、なかなか内科の治療だけで野宿から脱け出すことは難しいかと思いながら姿をみかけていた。

ただ、最近、食事を探している姿を見なくなり、いつも毛布にくるまってもぞもぞしている姿しか見かけず、たまに顔が毛布から出ていたら、以前よりも表情が険しく、顔色の悪い状態になっていた。亡くなる2日前、いつも寝ている場所から転がりまわって顔にけがをしてこめかみから出血をしていた。

【死ぬんじゃないか】って不安にさせられた。それでも何もできない。今朝、救急車、警察、いろんな人たちが来ていて、「不条理な死」を迎えたことを知りました。

この地域で仕事をしていく限り、今までもそうでしたが、これからも「不条理な死」に遭遇する機会はあると思います。何もできないけど、亡くなられた男性のご冥福をお祈り、一人でもそういう人減ってほしいと願い仕事を続けます。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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