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おじぞうさん。

 かかわっているケースが歳を重ねていくのを日々見て、見ている私たちも歳を同じように重ねていきます。

ずっと、釜ヶ崎で仕事をしている中で、他の所属の人たちも知り合いになって、いろんなこと話をする。ケースのことで困ったときに相談させてもらったり、訪問看護ステーションを立ち上げるとき、どうやったら看護師を集めれるのか頭を抱えていた時に相談にのってもらったり、逆に、ケースを頼まれて、生活保護かかるお手伝いをしたり。

最近、その知り合いが体調を崩しました。

長年仕事をしていたら、支援している側も体調崩すことはあります。そして、今までのようなペースで仕事ができなくなる。そんなとき、「(体の調子が悪い自分が)仕事を続けていいんだろうか…」という思いがよぎる。

自分がしんどくない程度で、仕事ができたらいいんじゃないかって。また、調子が悪い今の自分を、自分がまず受け入れ、まわりのかかわっているケースも受け入れてくれると信じる。【ただ、そこに居ること】が大事なんじゃないかなって。お地蔵さんと一緒です。話たり、動いたりしないけど、ただ、そこに居ること、それでみんなの気持ちが落ち着く。そういう役割ってあると思うし、大事にしたいと思います。
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困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

Author:困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)

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